2月半ば、用事で日本に1週間ほど帰国したときに驚いたこと、それは駅前の食べ物屋さんの数でした。吉祥寺駅で降りたとき、ビルをほぼ埋めるかのような飲み屋、カフェ、レストラン、ファーストフード店の数に圧倒されました。この一帯で何万人養うつもりなんだろうかと思ってしまいます。
もちろんその恩恵は計り知れなくて、食事処を探すのに苦労しないし、一人で入れるお店もたくさんあって人目を気にしなくてよい。そして安い。ロンドンよりもはるかに安い。でも食材は絶対余ってると思うし、あまりに数が多いから安さを売りにしないと生き残れないんじゃなかろうか、利益がぎりぎりだからお客さんをたくさん呼び込んで、長時間働くことになって、と悪循環になってるんじゃないかと、食と価格と賃金と労働時間の関係について思いを馳せました。
でも安くておいしい大学の学食はSOASに持って行きたいなあと思ってしまったのでした。カレーにサラダをつけて300円、しかもおいしいなんて奇跡です。