イギリスを含め、いくつかの国ではクレジットカードまたはデビットカード払いで買い物をすることが一般的です。かくいう私もデビットカードを頻繁に使うので、ATMで現金を下ろすことはほとんどありません。支払いをするときは、カードを機械に入れて暗証番号を入力するか、コンタクトレス機能の機械であればそれにカードをかざすだけで終了です。友人と外食して割り勘で支払うときもカードでできます。我が家の場合、現金を使うのは近所のお肉屋さんで買い物をするときか、外でトイレに行くときでしょうか。駅や公園のトイレはお金を払わないと入れない仕組みになっているからです。
もちろん、現金払いにはそれなりのメリットがあることも事実です。日本のように、貨幣の品質が高く、容易に偽金を作れないような国であれば、現金重視になるでしょうし、クレジットカードを持てない人にとってはなおさらでしょう。ただし、旅行者にとってみれば、いちいちお金を下ろすのはやはり手間で、また大金を持って歩くのも億劫です。
日本でもカード払いができるところが増えると楽なのですが。