10.5.16

イギリスで便利さを痛感したもの 2

先日書いた食洗機に引き続き、手入れの簡単さに驚いたのがいわゆるIHです。こちらではhobというんだそうです。
何が楽って、料理をしたら台ふきんでさっと拭けばいいだけということ。最初に使ったときはなんだか負けた気がしたものです。
私は今まで「料理はガス」と思うほどガス派でした。長野では山の斜面に住んでいたために、プロパンガスしか使えなくてガス代がべらぼうに高かったときも、その前後東京に住んでいて都市ガスにお世話になっていたときも、IHを使いたいだなんてつゆも思いませんでした。
ところが、こちらにきてIHを使ってみたら、とにかく掃除が簡単で手間が省けるのにショック。
肝心の料理の味ですが、日本にいたときと比べて、できばえが大きく変わったようには思わないので、自分の腕では味に変化が起きるほどのものではなさそうです。ただ、加熱される場所よりも底面が大きい鍋を使うと、中央と端で温度差が大きく開いてしまったり、鍋そのものが温まるまでに時間がかかったりするのが、面倒といえば面倒です。それから、チャーハンがぱらっとならないのが難点でしょうか。鍋と接する部分しか熱くならないので、中華鍋の側面があまり温まらないし、鍋を返しても空中で熱気を受けてほぐれる、ということがありません。
ちなみに、鉄瓶は直で使うことができます。日本茶を飲みたいときはよく使います。