22.11.15

ロンドンの中心でぎっくり腰を治す 4と英米語の違い

「ぎっくり腰はどうなったの?」と聞かれることがありますが、結論から言うと治っていません。立ったまま前屈をしようとすると、上体を90度近く前へ倒したところで「あ、これ以上曲げるとまずい」と思います。
あともう少しなんだけどなあ・・・
それでも激しい運動さえしなければ、日常の動作は問題ありません。

話は替わりますが、毎週土曜日にThe Jonathan Ross Showなるトーク番組を旦那と見ております。
同じ時間単位でも、日本の番組の数倍はあろうかという情報が流れます。とにかく話すのが速い。こういうトーク番組を見ていて感心するのはその応酬の内容と速度。相手の言ったことに対して間髪入れずにずばっと核心を突いて笑わせたり、はたまた相手を詰まらせたり、という場面です。笑う要点が分からなかったりして悔しかったりしますが、面白いことは間違いないので毎週楽しみにしています。

昨日はスタンダップ・コメディアンのマイケル・マッキンタイアと、ワン・ダイレクションが出ていました。
司会のジョナサン・ロスが、マッキンタイアに「どうしてアメリカでパフォーマンスをしないんですか?」と聞くと、マッキンタイア、「言葉が違うんだよね」と、アメリカ英語とイギリス英語の違いについて話し始めました。
マッキンタイア:「ゴミ箱ってアメリカ英語でなんて言うか知ってます?」
ロス:「いいえ」
マッキンタイア:「waste paper basketって言うんですよ。こっちじゃbinで済むでしょ?アメリカ英語って何の目的に使うのか、その単語が入ってないと駄目らしいんですよ。しかも、basketって木で編んだやつでしょ?それに、紙ゴミを入れる物でなきゃいけないっていうのも変わってるよねえ」
とこんな調子で続きます。

マッキンタイア:「眼鏡(glasses)は知ってます?」
ロス:「いえ」
マッキンタイア:「eye glassesって言わなきゃいけないんですよ。glassesって言ったら眼に使うことぐらい、分かると思うんだけどね。他のどこに載せるつもりなんですかね。膝とか足とかかなあ?あ、それから乗馬(horse riding)は知ってます?」
ロス:「いいえ」(この辺りですでにロスは爆笑している)
マッキンタイア:「horse back ridingですよ!」

この部分は分かる箇所も多かったのですが、すべて分かるにはほど遠く・・・。
もっとコメディが分かるように英語力をつけたいものです。日々精進。