19.4.20

4週間ぶりの散歩


外出制限4週目が終わる今日、雲一つない青空だったのでとうとう散歩に出掛けることにしました。せっかくなのでセント・ポール大聖堂まで脚を伸ばすことに足を延ばすことに。
歩き出してすぐ気付く脚のだるさ・・・やっぱり鈍ってるなあと反省。筋トレはしていても、常に動かし続けているわけではないから、仕方ないのでしょう。
それにしても1ヶ月の間に外はすっかり春になり、綠で溢れていました。人間の活動にかかわらず、自然は動いていくんですね。

18.4.20

いつもと違うことをしてみる

外出制限が3週間延長されることになり、過ごし方を少し変えてみようかと思う今日この頃。
いつもと違う曜日や時間帯に掃除をしたり、筋トレの内容を増やしたりしています。今日は体幹を鍛えるヨガの、少しきつめの内容をやってみたら、見事へとへとになりました。これはまずい・・・
終わって夕方6時半過ぎ。まだ明るいのでバスタブにお湯をためて、気に入っている曲を聴きながら半身浴をしてみたり。久しぶりなので気持ちいい!でも下半身は緩みすぎる感じがしました。高校の陸上部の先生が、試合前にお風呂に入ってはいけないと部員に言っていたというのもこのことね、と納得。
4月の最初の2週間は4月とは思えないほど暑くて、ロックダウンが終わる前に蒸し焼きになるんじゃないかとひやひやしていましたが、ここ数日で気温が例年並みに下がってきてほっとしています。

5.4.20

We will meet again.

今日は晴れ。昨日に引き続き良い天気で、20度を少し超えるぐらい。昨日は午後ずっとブラインド(うちは布製なのです)を上げていたら、部屋の温度がぐんぐん上がってしまって反省。今日は早めに下ろして日差しを防ぐ。でもせっかくの日光は楽しみたいし、骨粗鬆症にならないためにも日光は少しは浴びた方がいい。ということで、作業の休憩がてら床に座って脚に当てる。
今晩8時にエリザベス女王のメッセージがテレビで放送されました。彼女の言葉が初めてイギリス国民へ向けて放送されたのは、第二次大戦中1940年に疎開した子供たちへ向けたラジオ放送なのだそう。まさか80年も経ってこんなことになるとは思っていなかったでしょうが・・・
終始穏やかな語り口で、医療従事者や配達業に関わっている人たち、それから自宅待機をしている人びとに感謝の気持ちを述べた後、「まだ耐えることは数多くあるけれども」と前置きはしつつ、 "We will be with our friends again. We will be with our families. We will meet again." と言っていたのが印象に残りました。戦時中に流行したベラ・リンの同名の曲から取ったのかなあと思った次第。
まさに Keep calm and carry on. を体現したようなメッセージでした。

31.3.20

コロナウィルスが人間関係を変える?

土日で少し冬に戻ったものの、今日もよく晴れている。
今日、お昼のニュースを見ていたら、ウェールズのとある街で、山羊の群れが街を闊歩しているんだそうな。家の生け垣の葉っぱも食べ放題らしい。そして動画のオチがおもしろくて、それは「それでも、警官がパトロールに来たら逃げる」。
でもこれが本来というか、いかに人間が環境を変えて壊してきたかということでもあるんだなと思いました。移動しないから空気もきれいになっているみたいだし(ただしこちらでも花粉の問題がある)、通勤のストレスから解放されている人も多いと聞いています。もうこの際、在宅勤務でも何でも、しがらみがあってできなかったことを思い切ってやってしまうのもいいのかも。私は学校があまり好きではなかったから、子供の時にオンラインで授業を受けられるとなったらとても喜んだと思う。もちろん、家に誰かいる必要があるのでは、というまた別の問題もあるけれども。人間社会の問題の大半は人間関係の問題だから、ソーシャルディスタンスで人間のつながりが切れてくると、あっさり解決するものも多そうだ。
もちろん、人間社会にはまだまだ問題だらけ。感染拡大に対応するため、ハンガリーで大統領の命令で政治が動くことが議会で可決されたことに、EU側が「民主主義の危機」だと意思表示をしたそう。ハンガリーはあまりEUによい感情を持っていなさそうだし、コロナウィルスがとうとうEU問題に発展してしまうのだろうか。

28.3.20

初めて配達サービスを利用する

今日は曇り時々晴れ。最近暑いぐらいだったので、ちょうどよい気温と天気にほっとします。
外出制限が厳しくなって1週間、そろそろ買い物に出ようと、昨日ようやく外へ出ました。人や車のなんとまあ少ないこと。大気汚染が改善しているのも納得です。
散歩も兼ねて様子を見ようと、少し遠いスーパーへ足を延ばしました。スーパーの前にはちらほら、ソーシャル・ディスタンスのために2メートル間隔で人が並んでいました。
そちらを後にして、家に近い、もっと小さいスーパーへ。並んではいなかったものの、この店舗の広さでお客さん同士の間隔を2メートル取るのはとても難しいと思いました。そして野菜はほとんど売り切れ。あるものを少し買い足しましたが、1週間もつかどうか分からなかったため、とうとうスーパーの配達サービスをお願いすることにしました。ニュースで配達サービスも注文が入りすぎて対応できないと聞いていたし、自分はまだ健康なので買いに出た方がいいのではないかと悩みましたが、行っても品物がないかもしれないな、と。
そこで速達サービスというものがあったので野菜を中心に頼んだら、なんと本当に時間内に配達してくれました。代替品もあったけれど、まったく問題ありません。
配達員さんも感染を避けるために、ドアで声をかけたら荷物を置いてすぐ離れていきました。でもとても助かったのを一言伝えたくて、頭だけドアの隙間から出してお礼を言いました。配達員さんも「いつでも頼んでね」と行って階段を降りていきました。
速達サービスなので注文できる品物は限られていますが、私一人であれば十分な量です。ありがたい。
食料は何とかなるとして、あとは運動でしょうか。昨日、今日と朝起きる直前にふくらはぎが痙ったので、もう少しスクワットなどをする方がよいのかもしれません。

25.3.20

Stay at home. Protect the NHS. Save lives.

今日も晴れ。少し暑いくらい。
昨日、せっかく部屋にずっといるんだからと、窓辺を掃除しました。内側だけではなくて、外の窓際も。外壁の煉瓦の厚みの分、窓は内側に引っ込んでいるいるのですが、外の窓際や窓辺にほこりが溜まっていて、それが部屋に入ってしまうんです。網戸もないし。本当は窓ガラスを掃除したいけれども、手が届くかどうか・・・上下にスライドするタイプなのでやってやれないことはないかな。中途半端になるかもしれないけど。
そんなことを思っていたら、やっぱり似たようなことを考える人はいるもので、道の反対側のお家の人が窓辺に座って窓ガラスを拭いていました。

昨日は政府発信のテキストメッセージが携帯に届きました。"Stay at home. Protect the NHS. Save lives".  NHSを助けるボランティアに、24時間で40万人以上の応募があったそうです。苦しい時期ですが、何とか乗り越えられますように。

23.3.20

The Last Rose of Spring


今日もよいお天気。朝から雲ひとつなし。
150万人のお年寄りや基礎疾患のある人に対して、12週間外出しないようにと政府から要請が出たのが昨日。退職したNHSのお医者さんや看護師さんも、7500人以上が復職して治療にあたるとのこと、頭が下がる思いです。
お店もほとんどすべて閉まっているので、家の前の通りもとても静かです。毎週やって来ていたお花屋さんの屋台も、とうとう来れなくなってしまいました。今飾っているバラが枯れたら、しばらくは花の無い生活になるのがさみしい。自営業やフリーランスの人たち、契約従業員のための救済措置が、早く彼らに届きますように。

夜8時半に首相からのメッセージが放送され、今晩から、外出がもっと制限されることになりました。3人以上の人と会うのは禁止、買い物は本当に必要なものだけ、そういったもの以外を売るお店はすべて閉めるそうです。運動するために外に出るのは一日一回になるそう。警察も動員されるようです。
家で自分のやることを黙々とやるのみです。

22.3.20

パブが閉まり、公園が閉まる

気持ちのよい晴天。今日はイギリスでは母の日ですが、政府から「会いに行かないで」と勧告が出ているので、オンラインの連絡で済ませざるを得ない人が多いとか。公園もナショナル・トラストも、今日を最後に閉まることになりました。
教会も閉まっているので、今日からオンラインで礼拝を配信するところが出てきています。今朝BBC Radio 4 で偶然見つけたので聴いてみたら、落ち着くのでこれからちょくちょく聴くつもりです。
ここ1週間ですっかり様変わりしました。状況の展開が速いので、1日前のことですら、ものすごく遠く感じます。
二日前の金曜日にとうとうパブやレストランが閉まりました。静かすぎて、とても金曜日とは思えない。
先週末から今週初めは、ニュースが気になってしまってなかなか博論に集中できませんでしたが、細切れにしてなんとか進められるようになってきました。大学は学業の凍結や一時休止のオプションを用意してくれてはいるけれども、私は当初の予定通り、9月までの提出を目指して進めるつもりです。書き上げて提出しない限り終わらないし、次に進めないから。
つくづく、去年の8月に穴だらけでも草稿を全章分提出してよかったと思います。指導教官からも、「もう新しい史料を見なくていいから、整理して」と言われているので、いらないところをとにかくばっさり切って、要点に絞って書いていけば、多分、何とかなるでしょう。
幸い、感染拡大前から家に籠もって書く生活だったので、あまり変わりません。上手に切り替えながら乗り切りたいと思います。