9.2.16

英単語の微妙なニュアンス

そろそろ博士課程への入学準備を本格的に始めないといけないのですが、先立つものは必要ということで奨学金を探していました。
「これは!」と思うものが見つかったので指導教官に連絡、修論のテーマについても会って相談したい旨を伝えたところ、「おめでとう!いい知らせだ」と返ってきました。
「見つけただけなのに大げさすぎる反応だな」と不思議に思っていましたが、ふと思い当たることが。もしかして自分が使った I have found X.は「獲得した」まで意味するのかということです。そしてその謎が昨日明らかに。
教官の部屋に入るなり「よく受かったね」と言われたので、「これは完全に誤解されているぞ」と確信しました。
私 「受かったのではなくてただ見つけただけで、まだ応募も何もしてないんです」
教官 「やっぱりね。推薦状も頼まれてなかったから何か変だなと思ったんだ!」

I have found X. という表現は結構曖昧で、場合によっては「見つけただけ」なのか「見つけて、かつ得た、獲得した」のどちらなのかがはっきりしない。「見つけただけ」なら、discovered を使うよ、と教官が教えてくれました。
似たような意味ですが、わずかに差異があるものです。気をつけないと。