家でだらだらしてるのももったいないしと、ここ二日間はロンドンの東西でやっているマーケットに行ってみた次第です。昨日はポートベッロ・ロード・マーケット (Portobello Road Market) という骨董市、今日はスピタルフィールズ・マーケット (Spitalfields Market) とブリック・レーン・マーケット (Brick Lane Market) へ行ってきました。数日家にこもりっきりだったので散歩がてら出かけたわけです。
まずはとにかく東へ。写真上のセント・ポール大聖堂を過ぎて北上、グレシャム通りを東へ行くと、広場に出ました。
上の写真はその広場にあるギルドホール (Guildhall) 。建物がひしめくシティ界隈にあって、予想外に広々していて驚きました。市の管轄の建物で、要人のパーティーや集会、宴会などを行う場所のようです。多くは15世紀に建設(12世紀の部分もある)、ロンドン大火(1666)で被害を受けつつも再建、今に至るとか。確かに、建物の入口と主要部で様式が違いますね。建築材もですが。
広場を挟んで向かい側に、ギルドホール・アートギャラリーがあります。今度来ないとと思いつつ、後にしました。
さてマーケットですが、スピタルフィールズ・マーケットとブリック・レーン・マーケット、店舗数もさることながら人でごった返していて、写真は撮れずじまい。というよりも、自分もお店を見て回るのに夢中ですっかり撮影を忘れていました。
昨日行ったポートベッロ・マーケットは超ド級のアンティークを扱う市場ですが(これについては後日)、こちらはもっと身近な古着やアクセサリーなどが主でした。食べ物を売る屋台も数え切れないほど並んでいて、遅いランチを食べようとお客さんが長い列を作っていました。
本当はこの先にあるフラワーマーケットに行きたかったのですが、あまりに寒い(今日は日中でも10度もなかった)ので断念し、引き返してきました。帰る前に通りを一枚。奥に見えるのはガーキン。
そしてまたセント・ポール大聖堂へ。ちょうど3時になるところで、鐘が鳴り響いてました。
古い建物と新しい建物が混在しているのを見ながら散歩するのは楽しいのですが、もう少し暖かくならないものか・・・あと建築の様式が分かるともっと面白いのに、と思いました。昔授業で何かやったような気もするのですが、まったく思い出せません。