財布を盗まれた後、警察に行って盗難証明書をもらい、実はイギリス大使館に行っていました。業務終了時刻が近づいていたのでタクシーに乗っていった、その道中での運転手のおじさんとのやりとり。
運転手:「ロンドンから来たんだって?エリザベス女王は90歳になったんだろう?」
私(助手席だった):「そうそう。ノインツィッヒ(ドイツ語で90)。単語合ってます?」
運転手:「合ってるよ。でも発音は、『ぬほおいんつぃっひ』(「ほお」で大量の息が喉を擦る音とともに)だよ」
ドイツ語学習経験者はおそらくお分かりになるだろうと思うのですが、お腹から凄まじい量の息を流しながら話すネイティブの発音を経験した次第。
この緊急事態になんてまあ間の抜けた会話をしているんだろう、と思う間にイギリス大使館到着。でも事情を話しても結局中には入れてくれなくて、宿に帰ってUKVIのホームページから手続きをすることになったのでした。