13.3.16

アイラ島旅行 3 ブルックラディー蒸留所 (Bruichladdich)

ボウモア蒸留所の次はブルックラディー(通称 ラディー Laddie)蒸留所へ。
蒸留所のカラーは水色で、これは蒸留所が面している湾が初夏に見せる色だと案内係が説明してくれました。










大麦を挽く機械も蒸留所カラーに塗っています。この機械はとても古いもので、アイラ島では他にアードベック蒸留所にしかありません。そちらはアードベック蒸留所の色であるオリーブグリーンに塗ってありました(写真を撮り忘れてしまって残念)。






工程見学のあとは蔵に案内されました。そこで一つの樽を試飲させてもらうことに。樽を開けて味を確認するなり案内係のお兄さん、"Ah, I love my job!!"

その後お店に戻ってさらに試飲。買ってきたチョコレートと一緒に飲むウィスキーは格別でした。クラシックもよいですが、ワイン樽に入れて熟成させたものが好きです。

ホテルからの眺め。良いお天気でした。



9.3.16

アイラ島旅行 2  ボウモア蒸留所 (Bowmore)


翌日、まずはホテル近くのボウモア蒸留所から見学開始。




大麦を石の床に並べて発芽させています。フロアモルティングと呼ばれる昔ながらの工程です。数時間おきにかき混ぜるのだそうです。相当な力仕事ですね。


「麦芽の枯山水」(旦那)


蒸留窯(ポットスティル)。


一連の工程を見学したあとは、テイスティングをして終了。深みのある味がたまりませんでした。


「恋に落ちるほど好きなボウモアがどれか分からないというなら、ウィスキーを飲むお金をまったく無駄にしている可能性を、真剣に検討するべきでしょう」(イアン・バンクス)




アイラ島旅行 1 グラスゴーとアイラ島


4日から7日まで、アイラ島へ行ってきました。4日はロンドンからグラスゴーに飛び、少し市内を観光。聖マンゴー教会へ。天気が良かったので、教会の中にも日が差し込んできました。



アイラ島はグラスゴーから飛行機で小一時間ほどの距離にあります。飛行機から降りたとき、ちょうど夕日が海に沈むところでした。




宿泊した場所はボウモア蒸留所の近くでした。日没後に撮影したボウモア蒸留所。海から見えるように、白壁に黒く太字で蒸留所の名前が書かれています。


4.3.16

ねずみ談議は続く

昨日また廊下を走るねずみを発見。
同じ友人(彼女は香港出身、V)と、もう2人(一人は広東、もう一人は日本)のいつもの4人組で勉強していたときだったので、一昨日はいなかった二人に、「昨日ねずみが出たときに、Vは『かわいい』なんて言ったんだよ」と言ったところ、Vが、「だって小さいだもん!」と言う。それを聞いて広東出身のPが、「中国のねずみって結構大きいんだよ。これぐらい」と両手で大きさを示してくれたんですが、それがうさぎか子犬の大きさでした。
「そんなに大きいの?」
「これぐらい普通だよ。だから図書館のねずみってハムスターみたいでかわいいな、って思ったの」
発言の背景をやっと納得。そりゃかわいくも見えるでしょう。

3.3.16

鉄瓶とりんご


日が長くなってきました。部屋にも日が入るようになったので暖かいです。外は相変わらず寒いのですが。

2.3.16

図書館のねずみ

学期末テストが近づいてきているので、昨日と今日は図書館で11時まで友人と勉強しています。
1階に何部屋か話しながら勉強してもよい部屋があり、そこで勉強していたわけですが、昨日午後9時過ぎ、2階(吹き抜けのようになっているので上の音もよく聞こえる)から、
"Ooooh my gooooood!!!"
という叫び声が聞こえ、なにやら数人大きな声で騒いでいる模様。
「何だ?どうした?」と確認してみたら、机の下にねずみが出たとのことでした。

そして今日。やはり1階の部屋で勉強していたら午後8時頃、廊下(廊下側はガラス張りになっている)の外にねずみがいるのを友人が発見。人が来ると分かるとさっと棚の下に隠れるのを見て「頭いいねえ」なんて感心している彼女を見て、「何を悠長なことを言ってるんだ」と内心思う。彼女はもっと大きい物を想像していたようで、「思ってたよりかわいい」なんて言ってました。
その1時間後、午後10時過ぎ、友人の足もと50センチのところにねずみが!
「ねずみ!足のところ!」と叫び、友人慌てて立ち上がる。ねずみは壁際にくくり付けになっている机の下に消えていきました。
「ねずみって何か病原菌持ってるよね?悪い病気にならないといいけど」
2時間前に言っていたのと反対じゃない?と言ったら、「気が変わったわ」とあっさり態度変更。
ねずみとの戦いはしばらく続きそうです。

29.2.16

28.2.16

カラフルな塀


先日行ったセント・アルバンズ教会へと続く道の塀。色合いが面白かったので撮影。

22.2.16

EU離脱したらどうなる?

イギリスは今、EU残留・離脱の是非について大いに揉めています。それを決める投票日が今年の6月23日に決まり、離脱派と残留派が論戦を繰り広げているところです。EUを離脱した場合、ポンドが20パーセント安くなるそうです。
イギリスの大学にはEU枠がありますが、離脱したらそれもなくなり、国外から来る学生ということになって国内の学生に比べて高い(本当に高い)学費を払わなければならなくなるのか、それともEU枠は残すのか興味があります。どちらにしろ、私たちのようなEU枠ですらないところから来た学生は、彼らに比べて約2倍近い学費を払わなければならないのは変わらないのでしょうが。
国内とEU枠は同じ学費ですが、それでも高いことには変わりなく、昨日触れたイタリア人の友人は学費を稼がないといけないのと勉強の両立が難しくて、1年で終わらせる修士課程を2年にすると言っていました。2年にすると(SOASではパートタイムと呼ぶ)半額ずつ1年ごとに払えばいいから、それで少しゆっくりやりたい、と。
逆に、もう一人の友人は、最初は2年でやるつもりでいたけど、こんなにきついなら1年で何とか頑張って修士号取っちゃった方がいいと思い、途中で1年に変更した強者。ちなみに彼女は40代で、デザインの仕事をしているけれども美術の勉強がしたくて入学したと言っていました。その彼女がパートタイムを選んだ友人に「パートタイムだろうと何だろうと、気にせずに勉強すればいいじゃない!どんな選択だって自分のために考えたことなんだから、絶対にうまくいくわよ」と励ましていました。年齢、国籍、人種など背景はばらばらですが、そんなこと関係なく、自分のペースでやりたいようにやればよいという考えが共有されているのを見て嬉しく思いました。

21.2.16

作品解説とディスクリプション

「日本の展覧会で表示されている作品解説には、ディスクリプションは多いけど歴史的背景・文脈の説明が少ないと思わない?」と先日友人から言われました。
ディスクリプションとは、いわゆる「人相書き」のようなもので、「画面向かって右側に赤い屋根の家があり、背後には丘がなだらかな線をえがいていて・・・」といったような、何が描かれているのかを具体的に言葉にしていくことです。この説明を読んでその作品を思い浮かべることができれば、そのディスクリプションは成功していることになります。ただ、実際には、よく似た作品はいくつもあったりするので、必ずしも同一性を確かめることはできないのですが。なぜディスクリプションを書くのかといえば、それが見ることの訓練になるからです。人間、見ているようで意外と見てないものです。
その友人(イタリア人)は浮世絵を勉強したくてSOASにやってきたわけですが、数年前に語学勉強のため日本に住んでいたので、よく美術館や博物館に通ったのだそうです。そこで目にした作品解説についての意見が冒頭の言葉です。
その数日前に似たようなことを思ったので、「そうかもしれないね」と返しました。それは、別の友人から、貿易陶磁について開催された日本の展覧会図録を見つけたんだけれども、日本語が読めないから4点の作品解説を翻訳してくれないか、と頼まれたときのことです。作品解説がすべてディスクリプションに終始していることに気づきました。たしかに「明時代 17世紀」とはあるけれども、もう少し具体的な情報、例えば「誰がいつどこで作り、どこへ向けて輸出した(であろう)もので、日本には少なくともいつの時代からあった」といった内容があればいいのに、と思いました。
こういうときの展覧会図録はおそらく巻頭に総論があったり、もう少し踏み込んだ論文が載っていたりするので、背景はそれで説明して、作品解説はディスクリプションに徹底したのかもしれません。すべての作品に同じようなことを書いても仕方がありませんし。展覧会も、各章ごとに説明があるので、作品解説はディスクリプションだけ、ということも珍しくないです。
しかし、それだけだと「その1点が全体の中でどういう意味を持つのか」がよく分からない解説になります。でも、わざわざその作品を展覧会に出したということは、あるテーマに沿って選ぶにあたり決め手になった理由が絶対にあるはず。それをどこまで練り込めるかが問われるのだと思います。
学芸員として勤めていたとき、お世話になった先生(というよりは、今もお世話になっている)からはよく、「一般と個別をバランスよく」と言われていました。一般的に知られていることと、その作品の何が特筆すべきことなのか、それをバランスよく盛り込め、ということです。字数制限内にうまく収めるのは結構大変で、「もうちょっとこれを書きたかったな」と思うこともしばしばありました。なので、友人から言われた「コンテクストがない」というのは耳に痛くもあり、自戒も込めて返したわけです。
ちなみに、字数制限を設けない館もあります。学芸員は書きたいだけ書いてよい、鑑賞者はそこから自分の欲しい情報だけを見ればよいという方針です。これはこれで正しい姿勢でしょう。特に、昨今どこも予算は厳しいので、すべての展覧会で図録を制作できるとは限らない。であれば、情報はすべて作品解説に落とし込んで見てもらおう、というものだと思っています。
ただし、個人的には作品を見ながら大量の文章を読むのは少々難あり、と思います。お客さんは文章を読みに来ているわけではないですし、実際には体力勝負です。でもその親切心には頭が下がります。
作品解説には正解はないけれども、最適はある、しかもそれは館・展覧会によって違うという、言ってしまえば当たり前のような結論で今日は終わります。


20.2.16

ロンドンのフラットに住むときの心構え ねずみ対策 3

さて、ねずみを見てしまった私は日本にいる友人に連絡して助言を求めました(ご主人がイギリス出身で、ご主人のご両親もロンドン在住なのです)。
友人が言うには、とにかくかじられたものは即捨てる、地区の害獣対策課のホームページを見てみる、食べ物はすべてタッパーなどに入れてかじられないようにする、などの対策を教えてくれました。ありがとう!
それで早速、住んでいる地区の役所のホームページを見てみたら、一言、
「一軒だけ対策しても効果はないので、その一帯で害獣対策をします。」
ああ、これはつまり、「事が大きくなるまで動かない」ってことだな、と思い、役所に頼るのを早々諦める。
仕方がないので、家の近くにある Robert Dyas という日用雑貨兼工務店に行き、店員さんに事情を説明して対策を教えてもらうことに。
店員さんは「今も家にいるのかい?どこから入ってくるかを調べるために、最初はえさ入りの罠をしかけておくんだけど」と言いました。
それを聞いてちょっと考えました。しかし罠をしかけて困るのは、
「その後どうするよ?」
ネットで調べたときも、捕まえたはいいものの、その後どうするかで悩んだという意見が多数ありました。「逃がしました」というものから「ここにはとても書けません・・・」まで、およそ虫対策なら見ないであろう、様々な対応とそれに対する苦悩がありました。
結局、「昨日見たねずみは、もう家の中にはいないだろう」と信じることにして、ねずみが入ってこないような処置を施す、ということで旦那と意見が一致、店員さん、「それならこれがいいよ」と、穴をふさぐ接着剤のようなものを持ってきました。
しかし、これは大家さんの許可なしにはできないだろうな、と思ったので、それ以外のもので何かありませんか、と聞いたところ、「じゃあこれはどう?ねずみはかじれないよ」と、スチールウールの束を指さしました。
これならいいだろうということで大量にかごの中に入れ、かつ、人間には聞こえないけれどもねずみには聞こえる警音を出す直径20センチほどの機械(コンセント使用)も購入して帰宅。

ロンドンのフラットは、恐ろしいほどに隙間だらけです。そこにスチールウールをちぎっては詰め、ちぎっては詰め、を繰り返しました。作業中、旦那がぼそっと一言、「スチールウールを触ったの、小学校でやった理科の燃焼実験以来だな。」そういえばやったなあと今更ながら思い出しました。
約1時間ほどで詰め終わりましたが、スチールウールで手を切ってしまって少々痛かったです。軍手を買っておけばよかったと後悔しました。
警音器もコンセントに差し、動いているのを確かめて一安心。それ以来4ヶ月、まったく見ていません・・・と書くはずが、昨日ねずみがどうも壁の後ろまで来てるらしいことを知ってしまったので油断はなりません。
隣の工事、早く終わらないかな・・・

最後に1つ、ねずみ対策を調べていた時に見た、とてもユーモアのあるコメントがこれ。
「ねずみが出たって?ハハ、それはタダで飼えるペットだよ」

19.2.16

ロンドンのフラットに住むときの心構え ねずみ対策 2

昨日の続きでねずみ対策を書こうと思っていましたが、変更です。
というのも、先ほど夕飯を食べ終わって旦那とお茶を飲んでいたところ、
後ろの戸棚の壁奥から「ゴロッ」という、石のようなもの(外壁のレンガ?)が崩れる音とともに、
「チュウ!」という威勢の良い鳴き声が!!
思わず凍り付く旦那と私。「あれから4ヶ月来てないのに今!?」と驚きました。
記事を書いたら呼び寄せてしまったか・・・
ねずみ用警報器(これについては後述)を鳴らしまくり、しばらく経ったところで扉を開けてみましたが、壁をかじられた様子は無く、食べ物も無事でした。
「もう来ないだろう」と思ってうどんとそばを入れておいた(もちろんパックに入ってます)ので、冷や汗ものでした。ああ、危なかった・・・
隣の敷地で解体工事をやっているので、入り込んでしまったのでしょうか。
明日こそは対策を書きます。もう出ないといいな。

ロンドンのフラットに住むときの心構え ねずみ対策 1

かなり前になってしまいますが、入居して2週間ほど経ったときのこと。
台所のテーブルで勉強をしていたとき、灰茶色のものが流し下の戸棚の前を猛ダッシュ、洗濯機の裏にさっと入っていったのを目の端で捉えてしまいました(洗濯機は台所にあるのが通常です。そういえばアメリカでもそうだったなあと今思い出しました)。
あれは虫じゃなかったぞ、ということは、あれは、あれは・・・
「ねずみ!?」
と思った瞬間、悲鳴を上げていました。
旦那と一緒に戸棚や隣の冷蔵庫の下を見ていたら、何と冷蔵庫の下にはまっているべきはずの板がやや傾いていて、隙間が!
応急処置で板をガムテープでとめましたが、初めての事態に二人ともおろおろ。
ともかくも何とかせねばとインターネットで「ロンドン フラット ねずみ」と入れて検索してみたら、出るわ出るわ、皆苦労している模様です。

続きます。

17.2.16

眼鏡


ちょいと一休み、と思って眼鏡を外したら、たまたま晴れて日が差してきました。意外ときれいだったのでさっそく撮影。

14.2.16

Butterfly can opener



こちらの缶切りは日本でよく見かけたものとは違っていて、butterfly can opener と言われるもの。最初は使い方がよく分からず戸惑いました。

追記 2016年2月19日
これについて旦那が書いたのがこちらです。

12.2.16

イギリスらしい(?)CM

Bodyformというナプキンがあるのですが、トイレで便座に座っている女性たちが次々と歓喜の声をあげ、大喜びしているCMを見かけました。下着姿で踊るかと思えば、あまりに喜びすぎて立ち上がったときの勢いで上の戸棚を頭で突き破る、といった場面まであります。
「これはただごとではない」と思ってよく見ていたら、生理用品のパッケージの中にニューヨーク行きの旅行券が入っていることの宣伝なんですね。それに当たった喜びを(かなりおおげさに)表現している模様。
日本であれば、「肌触りが」とか「吸水性が」なんかが宣伝されるのでしょう。「パッケージの中に当たりくじが入ってます」はどう間違ってもないでしょう。
何とも強烈なCMでした。でもからりとした明るさを生理用品に持ち込んだのはなかなかの手腕だと思います。

11.2.16

オックスフォードへ行く



オックスフォード大学で行われる講義を聴きに友人と行ってきました。天気がよくて何より。上2枚はボドリアン図書館 (Bodleian Library) 。大英図書館の次に蔵書数を誇るんだとか。石造りの堅牢な建物でした。


こちらはラドクリフカメラ (Radcliff Camera) 。閲覧室のようです。


そして最後にセントメアリー教会 (University Church of St Mary the Virgin) 。ステンドグラスに日光が反射してそれは神々しい雰囲気でした。

「大学の中に街がある」と言われるだけに、たくさんのカレッジがあります。中には入場料を払えば内部見学もできるとのこと。今度はゆっくり観光したいです。


9.2.16

英単語の微妙なニュアンス

そろそろ博士課程への入学準備を本格的に始めないといけないのですが、先立つものは必要ということで奨学金を探していました。
「これは!」と思うものが見つかったので指導教官に連絡、修論のテーマについても会って相談したい旨を伝えたところ、「おめでとう!いい知らせだ」と返ってきました。
「見つけただけなのに大げさすぎる反応だな」と不思議に思っていましたが、ふと思い当たることが。もしかして自分が使った I have found X.は「獲得した」まで意味するのかということです。そしてその謎が昨日明らかに。
教官の部屋に入るなり「よく受かったね」と言われたので、「これは完全に誤解されているぞ」と確信しました。
私 「受かったのではなくてただ見つけただけで、まだ応募も何もしてないんです」
教官 「やっぱりね。推薦状も頼まれてなかったから何か変だなと思ったんだ!」

I have found X. という表現は結構曖昧で、場合によっては「見つけただけ」なのか「見つけて、かつ得た、獲得した」のどちらなのかがはっきりしない。「見つけただけ」なら、discovered を使うよ、と教官が教えてくれました。
似たような意味ですが、わずかに差異があるものです。気をつけないと。