ウィスキー好きならアイラ島にはぜひ行くべきです。
蒸留所巡りは1時間ほどで終わるものから、ピート掘りを体験できるものまであります。ほとんどの蒸留所では時間が許せば何杯でも飲めるので、ウィスキー好きなら最高でしょう。試飲のときに使用したグラスをそのまま持って帰れるところもあります。
グラスゴーから飛行機で行くほかにはフェリーという手もあります。ボウモア蒸留所で会った大学4年生の男性は、卒業旅行で一人でやってきたと言っていましたが、彼はフェリーを使ったそうです。日本人男性はどうも一人で行く傾向があるようで、ブナハーベン蒸留所の案内係のおじさんは、「日本人もよく来るけれど、男性が一人というのがほとんど」と言っていました。「なんで?」と理由を聞かれたのですが、こちらも何とも・・・
ちなみに、料理もおいしいです(もちろん良いレストランを選べば、ということですが)。The Harbour Inn や The Lochside Hotel というホテルのレストランがお勧めです。やはり島ともなると魚介が豊富なので、その出汁が効いたスープや新鮮かつ肉厚のスモークサーモンをウィスキーとともに楽しむことができます(知人にこれを言ったとき、「出汁が効いた、なんてロンドンでは久しぶりに聞きましたよ」と懐かしむような声で言っていました)。
お土産は、ウィスキーの他にもウィスキーを使ったハンドソープやクリームもありますし、蒸留所限定グッズもあります。ただし、ウィスキーを送るときはお店の人に確認した方がいいかもしれません。とある蒸留所(どこかは失念)でロンドンへ送ろうとしたら、「可燃物だから郵便ではできない」と言われたことがあります(ホテルだったかな?)。蒸留所のホームページから注文するには問題ないそうです。
5月頃には島全体でウィスキー祭を開催するそうで、そのときは島人口の3倍もの人が押し寄せ、ホテルの予約は難しいとのこと。そのときはまだ寒いのでしょうが、7月や8月はとてもよさそうです。海辺で一杯やりたいなあと思います。
ということで、また行かねば、と思ったのでした。でもスペイサイドやジュラ島にも行ってみたいなあ。