20.3.16

アイラ島旅行 8 アードベッグ蒸留所 (Ardbeg) と羊

さて、最終日の午前中はアードベッグ蒸留所へ。今回私が最も行きたかった蒸留所です。






岩場から水平線を臨む。曇り空だけれども波は穏やか。

岩の断面模様が面白かったので一枚。

工場見学中に写真を撮ってよいか聞き忘れてしまい、工場の中は一枚も撮らずじまい。面白いと思ったのは、大麦を粉砕する機械を蒸留所カラーのオリーブグリーンで塗っていたのと、蒸留する管に一カ所こぶのように下がっているところがあり、それがピート臭さを少し抜くこと。これによってラフロイグよりは柔らかい香りになるんだとか。
試飲は、10年寝かせたものから新しく販売しているものも含めて5種類でした。そのままで飲んでもおいしいですが、ピペットで水を数滴落とすとよりまろやかになり、香りもふわりと広がります。
ちなみに、工場見学では樽に詰めた瞬間のウィスキーを試飲できます。確かにアードベッグの片鱗をうかがわせるもののほぼ無色透明で、完成品とはまったく別物。これを何年も寝かせることで熟成されていくんですね。

蒸留所にはカフェが併設されているので、お昼をここで食べました。魚介の出汁が効いたおいしいチャウダーをいただく。


ドアもオリーブグリーン。日が差し込んできました。

次の蒸留所へ出発。途中、振り返ってアードベッグ蒸留所を撮影。羊がのんびり草を食んでいます。天気が回復してきて青空が覗きます。

羊って柵の中にいても結構警戒心が強いんですね。近づくとさっさと逃げてしまいました。札幌は羊ヶ丘公園の羊は相当に人慣れしている模様。


お、シャッターチャンス。