この前 The Jonathan Ross Show を見ていたら、「カンフー・パンダ」の新作の紹介も兼ねて主人公役の声を担当しているジャック・ブラックが出演していました。
ジョナサン:「新作では悪役は誰なんです?」
ジャック:「ドナルド・トランプですよ。頑張れ、ヒラリー!! Yes!!」
このやりとりに会場では笑いと大きな拍手が起こる。
お見事。
この日の他の出演者は、リチャード・ギア、ロイシン・コナティー(コメディアン)、そしてベリー・ゴーディー(Motown 創立者)だったのですが、リチャード・ギアはホームレスに扮して、撮影スタッフが街中での様子を隠し撮りして映画にする (題名を失念してしまいましたが多分 Time Out of Mind かと思われる)といった、今の時代を如実に反映するような映画の話しをしていましたし(ホームレスに扮して通りに座っていたら、買ったばかりの食べ物を恵んでくれた女性がいた。後ほどやっとのことで見つけ出したら、彼女は街の住人ではなくて旅行者だった)、ベリー・ゴーディーが創設した Motown はスティービー・ワンダーやジャクソン・ファイヴを輩出したレコード会社。この会社がマーティン・ルーサー・キング牧師の演説を録音して販売したこともこの日初めて知りました。
つまり、まるでアメリカの米大統領選を背景に選んだかのようなゲストだったわけです。おそらく意図的にそうしているんだろうなあと感じました。イギリスにとってもただ事ではないですものねえ。