9.3.16

アイラ島旅行 1 グラスゴーとアイラ島


4日から7日まで、アイラ島へ行ってきました。4日はロンドンからグラスゴーに飛び、少し市内を観光。聖マンゴー教会へ。天気が良かったので、教会の中にも日が差し込んできました。



アイラ島はグラスゴーから飛行機で小一時間ほどの距離にあります。飛行機から降りたとき、ちょうど夕日が海に沈むところでした。




宿泊した場所はボウモア蒸留所の近くでした。日没後に撮影したボウモア蒸留所。海から見えるように、白壁に黒く太字で蒸留所の名前が書かれています。


4.3.16

ねずみ談議は続く

昨日また廊下を走るねずみを発見。
同じ友人(彼女は香港出身、V)と、もう2人(一人は広東、もう一人は日本)のいつもの4人組で勉強していたときだったので、一昨日はいなかった二人に、「昨日ねずみが出たときに、Vは『かわいい』なんて言ったんだよ」と言ったところ、Vが、「だって小さいだもん!」と言う。それを聞いて広東出身のPが、「中国のねずみって結構大きいんだよ。これぐらい」と両手で大きさを示してくれたんですが、それがうさぎか子犬の大きさでした。
「そんなに大きいの?」
「これぐらい普通だよ。だから図書館のねずみってハムスターみたいでかわいいな、って思ったの」
発言の背景をやっと納得。そりゃかわいくも見えるでしょう。

3.3.16

鉄瓶とりんご


日が長くなってきました。部屋にも日が入るようになったので暖かいです。外は相変わらず寒いのですが。

2.3.16

図書館のねずみ

学期末テストが近づいてきているので、昨日と今日は図書館で11時まで友人と勉強しています。
1階に何部屋か話しながら勉強してもよい部屋があり、そこで勉強していたわけですが、昨日午後9時過ぎ、2階(吹き抜けのようになっているので上の音もよく聞こえる)から、
"Ooooh my gooooood!!!"
という叫び声が聞こえ、なにやら数人大きな声で騒いでいる模様。
「何だ?どうした?」と確認してみたら、机の下にねずみが出たとのことでした。

そして今日。やはり1階の部屋で勉強していたら午後8時頃、廊下(廊下側はガラス張りになっている)の外にねずみがいるのを友人が発見。人が来ると分かるとさっと棚の下に隠れるのを見て「頭いいねえ」なんて感心している彼女を見て、「何を悠長なことを言ってるんだ」と内心思う。彼女はもっと大きい物を想像していたようで、「思ってたよりかわいい」なんて言ってました。
その1時間後、午後10時過ぎ、友人の足もと50センチのところにねずみが!
「ねずみ!足のところ!」と叫び、友人慌てて立ち上がる。ねずみは壁際にくくり付けになっている机の下に消えていきました。
「ねずみって何か病原菌持ってるよね?悪い病気にならないといいけど」
2時間前に言っていたのと反対じゃない?と言ったら、「気が変わったわ」とあっさり態度変更。
ねずみとの戦いはしばらく続きそうです。

29.2.16

28.2.16

カラフルな塀


先日行ったセント・アルバンズ教会へと続く道の塀。色合いが面白かったので撮影。

22.2.16

EU離脱したらどうなる?

イギリスは今、EU残留・離脱の是非について大いに揉めています。それを決める投票日が今年の6月23日に決まり、離脱派と残留派が論戦を繰り広げているところです。EUを離脱した場合、ポンドが20パーセント安くなるそうです。
イギリスの大学にはEU枠がありますが、離脱したらそれもなくなり、国外から来る学生ということになって国内の学生に比べて高い(本当に高い)学費を払わなければならなくなるのか、それともEU枠は残すのか興味があります。どちらにしろ、私たちのようなEU枠ですらないところから来た学生は、彼らに比べて約2倍近い学費を払わなければならないのは変わらないのでしょうが。
国内とEU枠は同じ学費ですが、それでも高いことには変わりなく、昨日触れたイタリア人の友人は学費を稼がないといけないのと勉強の両立が難しくて、1年で終わらせる修士課程を2年にすると言っていました。2年にすると(SOASではパートタイムと呼ぶ)半額ずつ1年ごとに払えばいいから、それで少しゆっくりやりたい、と。
逆に、もう一人の友人は、最初は2年でやるつもりでいたけど、こんなにきついなら1年で何とか頑張って修士号取っちゃった方がいいと思い、途中で1年に変更した強者。ちなみに彼女は40代で、デザインの仕事をしているけれども美術の勉強がしたくて入学したと言っていました。その彼女がパートタイムを選んだ友人に「パートタイムだろうと何だろうと、気にせずに勉強すればいいじゃない!どんな選択だって自分のために考えたことなんだから、絶対にうまくいくわよ」と励ましていました。年齢、国籍、人種など背景はばらばらですが、そんなこと関係なく、自分のペースでやりたいようにやればよいという考えが共有されているのを見て嬉しく思いました。

21.2.16

作品解説とディスクリプション

「日本の展覧会で表示されている作品解説には、ディスクリプションは多いけど歴史的背景・文脈の説明が少ないと思わない?」と先日友人から言われました。
ディスクリプションとは、いわゆる「人相書き」のようなもので、「画面向かって右側に赤い屋根の家があり、背後には丘がなだらかな線をえがいていて・・・」といったような、何が描かれているのかを具体的に言葉にしていくことです。この説明を読んでその作品を思い浮かべることができれば、そのディスクリプションは成功していることになります。ただ、実際には、よく似た作品はいくつもあったりするので、必ずしも同一性を確かめることはできないのですが。なぜディスクリプションを書くのかといえば、それが見ることの訓練になるからです。人間、見ているようで意外と見てないものです。
その友人(イタリア人)は浮世絵を勉強したくてSOASにやってきたわけですが、数年前に語学勉強のため日本に住んでいたので、よく美術館や博物館に通ったのだそうです。そこで目にした作品解説についての意見が冒頭の言葉です。
その数日前に似たようなことを思ったので、「そうかもしれないね」と返しました。それは、別の友人から、貿易陶磁について開催された日本の展覧会図録を見つけたんだけれども、日本語が読めないから4点の作品解説を翻訳してくれないか、と頼まれたときのことです。作品解説がすべてディスクリプションに終始していることに気づきました。たしかに「明時代 17世紀」とはあるけれども、もう少し具体的な情報、例えば「誰がいつどこで作り、どこへ向けて輸出した(であろう)もので、日本には少なくともいつの時代からあった」といった内容があればいいのに、と思いました。
こういうときの展覧会図録はおそらく巻頭に総論があったり、もう少し踏み込んだ論文が載っていたりするので、背景はそれで説明して、作品解説はディスクリプションに徹底したのかもしれません。すべての作品に同じようなことを書いても仕方がありませんし。展覧会も、各章ごとに説明があるので、作品解説はディスクリプションだけ、ということも珍しくないです。
しかし、それだけだと「その1点が全体の中でどういう意味を持つのか」がよく分からない解説になります。でも、わざわざその作品を展覧会に出したということは、あるテーマに沿って選ぶにあたり決め手になった理由が絶対にあるはず。それをどこまで練り込めるかが問われるのだと思います。
学芸員として勤めていたとき、お世話になった先生(というよりは、今もお世話になっている)からはよく、「一般と個別をバランスよく」と言われていました。一般的に知られていることと、その作品の何が特筆すべきことなのか、それをバランスよく盛り込め、ということです。字数制限内にうまく収めるのは結構大変で、「もうちょっとこれを書きたかったな」と思うこともしばしばありました。なので、友人から言われた「コンテクストがない」というのは耳に痛くもあり、自戒も込めて返したわけです。
ちなみに、字数制限を設けない館もあります。学芸員は書きたいだけ書いてよい、鑑賞者はそこから自分の欲しい情報だけを見ればよいという方針です。これはこれで正しい姿勢でしょう。特に、昨今どこも予算は厳しいので、すべての展覧会で図録を制作できるとは限らない。であれば、情報はすべて作品解説に落とし込んで見てもらおう、というものだと思っています。
ただし、個人的には作品を見ながら大量の文章を読むのは少々難あり、と思います。お客さんは文章を読みに来ているわけではないですし、実際には体力勝負です。でもその親切心には頭が下がります。
作品解説には正解はないけれども、最適はある、しかもそれは館・展覧会によって違うという、言ってしまえば当たり前のような結論で今日は終わります。


20.2.16

ロンドンのフラットに住むときの心構え ねずみ対策 3

さて、ねずみを見てしまった私は日本にいる友人に連絡して助言を求めました(ご主人がイギリス出身で、ご主人のご両親もロンドン在住なのです)。
友人が言うには、とにかくかじられたものは即捨てる、地区の害獣対策課のホームページを見てみる、食べ物はすべてタッパーなどに入れてかじられないようにする、などの対策を教えてくれました。ありがとう!
それで早速、住んでいる地区の役所のホームページを見てみたら、一言、
「一軒だけ対策しても効果はないので、その一帯で害獣対策をします。」
ああ、これはつまり、「事が大きくなるまで動かない」ってことだな、と思い、役所に頼るのを早々諦める。
仕方がないので、家の近くにある Robert Dyas という日用雑貨兼工務店に行き、店員さんに事情を説明して対策を教えてもらうことに。
店員さんは「今も家にいるのかい?どこから入ってくるかを調べるために、最初はえさ入りの罠をしかけておくんだけど」と言いました。
それを聞いてちょっと考えました。しかし罠をしかけて困るのは、
「その後どうするよ?」
ネットで調べたときも、捕まえたはいいものの、その後どうするかで悩んだという意見が多数ありました。「逃がしました」というものから「ここにはとても書けません・・・」まで、およそ虫対策なら見ないであろう、様々な対応とそれに対する苦悩がありました。
結局、「昨日見たねずみは、もう家の中にはいないだろう」と信じることにして、ねずみが入ってこないような処置を施す、ということで旦那と意見が一致、店員さん、「それならこれがいいよ」と、穴をふさぐ接着剤のようなものを持ってきました。
しかし、これは大家さんの許可なしにはできないだろうな、と思ったので、それ以外のもので何かありませんか、と聞いたところ、「じゃあこれはどう?ねずみはかじれないよ」と、スチールウールの束を指さしました。
これならいいだろうということで大量にかごの中に入れ、かつ、人間には聞こえないけれどもねずみには聞こえる警音を出す直径20センチほどの機械(コンセント使用)も購入して帰宅。

ロンドンのフラットは、恐ろしいほどに隙間だらけです。そこにスチールウールをちぎっては詰め、ちぎっては詰め、を繰り返しました。作業中、旦那がぼそっと一言、「スチールウールを触ったの、小学校でやった理科の燃焼実験以来だな。」そういえばやったなあと今更ながら思い出しました。
約1時間ほどで詰め終わりましたが、スチールウールで手を切ってしまって少々痛かったです。軍手を買っておけばよかったと後悔しました。
警音器もコンセントに差し、動いているのを確かめて一安心。それ以来4ヶ月、まったく見ていません・・・と書くはずが、昨日ねずみがどうも壁の後ろまで来てるらしいことを知ってしまったので油断はなりません。
隣の工事、早く終わらないかな・・・

最後に1つ、ねずみ対策を調べていた時に見た、とてもユーモアのあるコメントがこれ。
「ねずみが出たって?ハハ、それはタダで飼えるペットだよ」

19.2.16

ロンドンのフラットに住むときの心構え ねずみ対策 2

昨日の続きでねずみ対策を書こうと思っていましたが、変更です。
というのも、先ほど夕飯を食べ終わって旦那とお茶を飲んでいたところ、
後ろの戸棚の壁奥から「ゴロッ」という、石のようなもの(外壁のレンガ?)が崩れる音とともに、
「チュウ!」という威勢の良い鳴き声が!!
思わず凍り付く旦那と私。「あれから4ヶ月来てないのに今!?」と驚きました。
記事を書いたら呼び寄せてしまったか・・・
ねずみ用警報器(これについては後述)を鳴らしまくり、しばらく経ったところで扉を開けてみましたが、壁をかじられた様子は無く、食べ物も無事でした。
「もう来ないだろう」と思ってうどんとそばを入れておいた(もちろんパックに入ってます)ので、冷や汗ものでした。ああ、危なかった・・・
隣の敷地で解体工事をやっているので、入り込んでしまったのでしょうか。
明日こそは対策を書きます。もう出ないといいな。

ロンドンのフラットに住むときの心構え ねずみ対策 1

かなり前になってしまいますが、入居して2週間ほど経ったときのこと。
台所のテーブルで勉強をしていたとき、灰茶色のものが流し下の戸棚の前を猛ダッシュ、洗濯機の裏にさっと入っていったのを目の端で捉えてしまいました(洗濯機は台所にあるのが通常です。そういえばアメリカでもそうだったなあと今思い出しました)。
あれは虫じゃなかったぞ、ということは、あれは、あれは・・・
「ねずみ!?」
と思った瞬間、悲鳴を上げていました。
旦那と一緒に戸棚や隣の冷蔵庫の下を見ていたら、何と冷蔵庫の下にはまっているべきはずの板がやや傾いていて、隙間が!
応急処置で板をガムテープでとめましたが、初めての事態に二人ともおろおろ。
ともかくも何とかせねばとインターネットで「ロンドン フラット ねずみ」と入れて検索してみたら、出るわ出るわ、皆苦労している模様です。

続きます。

17.2.16

眼鏡


ちょいと一休み、と思って眼鏡を外したら、たまたま晴れて日が差してきました。意外ときれいだったのでさっそく撮影。

14.2.16

Butterfly can opener



こちらの缶切りは日本でよく見かけたものとは違っていて、butterfly can opener と言われるもの。最初は使い方がよく分からず戸惑いました。

追記 2016年2月19日
これについて旦那が書いたのがこちらです。

12.2.16

イギリスらしい(?)CM

Bodyformというナプキンがあるのですが、トイレで便座に座っている女性たちが次々と歓喜の声をあげ、大喜びしているCMを見かけました。下着姿で踊るかと思えば、あまりに喜びすぎて立ち上がったときの勢いで上の戸棚を頭で突き破る、といった場面まであります。
「これはただごとではない」と思ってよく見ていたら、生理用品のパッケージの中にニューヨーク行きの旅行券が入っていることの宣伝なんですね。それに当たった喜びを(かなりおおげさに)表現している模様。
日本であれば、「肌触りが」とか「吸水性が」なんかが宣伝されるのでしょう。「パッケージの中に当たりくじが入ってます」はどう間違ってもないでしょう。
何とも強烈なCMでした。でもからりとした明るさを生理用品に持ち込んだのはなかなかの手腕だと思います。

11.2.16

オックスフォードへ行く



オックスフォード大学で行われる講義を聴きに友人と行ってきました。天気がよくて何より。上2枚はボドリアン図書館 (Bodleian Library) 。大英図書館の次に蔵書数を誇るんだとか。石造りの堅牢な建物でした。


こちらはラドクリフカメラ (Radcliff Camera) 。閲覧室のようです。


そして最後にセントメアリー教会 (University Church of St Mary the Virgin) 。ステンドグラスに日光が反射してそれは神々しい雰囲気でした。

「大学の中に街がある」と言われるだけに、たくさんのカレッジがあります。中には入場料を払えば内部見学もできるとのこと。今度はゆっくり観光したいです。


9.2.16

英単語の微妙なニュアンス

そろそろ博士課程への入学準備を本格的に始めないといけないのですが、先立つものは必要ということで奨学金を探していました。
「これは!」と思うものが見つかったので指導教官に連絡、修論のテーマについても会って相談したい旨を伝えたところ、「おめでとう!いい知らせだ」と返ってきました。
「見つけただけなのに大げさすぎる反応だな」と不思議に思っていましたが、ふと思い当たることが。もしかして自分が使った I have found X.は「獲得した」まで意味するのかということです。そしてその謎が昨日明らかに。
教官の部屋に入るなり「よく受かったね」と言われたので、「これは完全に誤解されているぞ」と確信しました。
私 「受かったのではなくてただ見つけただけで、まだ応募も何もしてないんです」
教官 「やっぱりね。推薦状も頼まれてなかったから何か変だなと思ったんだ!」

I have found X. という表現は結構曖昧で、場合によっては「見つけただけ」なのか「見つけて、かつ得た、獲得した」のどちらなのかがはっきりしない。「見つけただけ」なら、discovered を使うよ、と教官が教えてくれました。
似たような意味ですが、わずかに差異があるものです。気をつけないと。


8.2.16

フィルムカメラの楽しみ

3日から7日まで掲載した写真は、祖父のカメラ、ニコンEMで撮影しました。
祖父は母と叔父曰く「ありとあらゆる趣味をやり尽くした人」で、写真も楽しんでいたようです。
カメラは昨年叔父からもらいました。祖父が亡くなってから10年以上経っており、その間ずっと押し入れにしまいっぱなしだったので、レンズはかびだらけでした。しかし修理屋さんに直してもらったら、ほぼ蘇りました。
ニコンEMは今から40年ほど前に発売されたもので、気軽に写真が撮れるようにと作られたものでした(お散歩ニコンと呼ばれたこともあったらしい)。なので、簡易レンズが付属していたはずなのですが、祖父は本格的に写真をやろうと考えたらしく、ニッコールレンズを揃えていました。しかも3本も。
そのうちの50ミリ標準レンズで撮影したわけですが、これがなかなか面白かったです。ファインダーで見える範囲が最初から決まっているので、どう構図を作るか、何に焦点をあてるのかということに集中できたのがよかったです。また、レンズの中心と周縁で光の入り方が異なり、自然と中心にあるものに光があたっているような気がします。あくまで「そんな気がする」ということなのですが。
フィルムカメラ、侮れません。

7.2.16

Senate House


オックスフォード・サーカスに近い The Photographers' Gallery で Saul Leiter (1923-2013) の展覧会を見ました。ガラスに映る反射を生かした写真が面白くて、自分でも撮ってみようと思ったら上のような写真に。中央右に写るぼんやりとしたものは電球なんですが、うまく写らず・・・
Senate House はロンドン大学の本部です。アール・デコ調の美しい建物です。

5.2.16

Victoria and Albert Museum



ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム(略してV/Aとも)はデザインミュージアムとしても有名ですが、古今東西のありとあらゆる美術品を収蔵しています。上2枚は中世からルネッサンス期にかけての彫像を集めた部屋。写っている人と比較しても分かるとおり、巨大な門そのものを収蔵した部屋です。

1.2.16

剽窃を防ぐために

昨日エッセイ返却のことを書いたついでにもう一つ。
SOASだけではないと思うけれども、イギリスの大学・院では大学側が設定したサイトからインターネット経由でエッセイを提出します。
このサイトには、膨大な文献の本文がデータベースとして入っていて、提出されたエッセイが剽窃していないかを照合しています。過去の文献に似た文章があれば、Similarity としてパーセンテージで出てきます。ただし、これは学生には見えない。
もちろん、直接引用をしなければいけないときもあるから引用・参考文献をきっちり書けばよい。しかし何よりも、要約・言い換えなどを駆使して自分の言葉で書くように努めなければいけないのが大事。
初めてエッセイを提出した中間課題のときは心底驚きました。数年前まだ日本の大学院で学生だったときは、現物で提出でしたから。
某科学者の論文で剽窃問題が取り沙汰されて久しいですが、あれから日本の大学・院はどう指導しているのかと気になります。今や毎日大量に情報が生産される時代ですし、教員が見抜けないのも仕方がないのではないか。それであれば、照合データベースのようなものを作るのも手ではないかと、こちらの提出方法を見て思いました。でも、開発にはお金がかかるだろうなあ。

31.1.16

エッセイが返ってくる

年明けに提出した先学期の課題エッセイが返ってきている頃で、皆その結果に戦々恐々としている。
採点については、授業を担当した先生一人で採点するのではなく、もう一人採点官が任命される(政府から指名される、と聞いたことがある)。
返却されたエッセイには、二人のコメントが入っていて、採点官によるけれども、人によっては本文に細かくコメントする人も。単語の選択や文法間違いの指摘のみならず、「これはどういう意味か?」といったものまで書き込んだ状態で帰ってくる。
点数は、SOASであれば50が「可(単位は取った)」、60は「良」、70が「優」。ただし、細かい点数が付く(「64」とか)。80以上を取れる人は稀で、取ったとしたらそれは「学会・論文雑誌で発表してよい」ということだ。
4つ提出したうち2つしか戻ってきていないけれども、コメントは的確で「そうだよな」と思わざるをえないものばかり。まだ全部を読み返せていないけれども、自回までに復習しないと。


27.1.16

iMac(Mac OS 10.9.5)がWi-Fiにつながらなくなりました 2

以前、Macがインターネットに繋がらなくなったことを書きましたが、昨晩また調子が悪くなりました。
ルーターを近づけても繋がらないので、「これはとうとう修理か」と一瞬覚悟したのですが、別の手段を使ってみることにしました。
それは「Wi-Fiを切にする」を選んで接続を切った後、もう一度Wi-Fiを入れてみることです。今回はそれで復活しました。よかったよかった。
でも急に接続が切れてしまう現象は何とかしてほしいです。

25.1.16

The King's Singers を聴きに行く


土曜日にセント・オルバンズに行ったのは、セント・オルバンズ大聖堂で開かれたザ・キングス・シンガーズのコンサートを聴きに行くためでした。
6人で歌っているとは思えない、重厚感ある和音に耳福。会場はもちろん満員。
曲紹介もふるっていて、後半に歌った Great American Songbook の紹介では、
「スイングもあるんですが、イギリス人としてはこれがなかなか難しくて・・・」と観客の笑いを誘っていました。
曲目はこちら。
William Byrd Sing Joyfully
Thomas Tallis Hear the Voice and Prayer
Thomas Tallis Videte Miraculum
William Byrd Haec Dies
Geoffrey Poole 'Wymondham Chants'
                       Ave Rex Angelormum
                       Tutivillus
                       Mary Modyr
                       Blessed Jesu
Gerald Finzi My Spirit Sang All Day
Sir Hubert Parry There is and Old Belief
Sir Charles Villiers Stanford Beati Quorum Via
Ralph Vaughan Williams Rest
Bob Chilcott High Flight - with the Choristers of St Albans Cathedral, St Albans School Chamber Choir and the Abbey Singers

Interval

Ralph Vaughan Williams Bushes and Briars
Marshall Bartholomew Little Lamb
                     sung by the St Albans School Barbershop Group
Postcards from Around the World - a set of four folksongs
Great American Songbook -  as set of five songs
Bob Chilcott A Thanksgiving - with the combined choirs

帰りの電車の中でザ・キングス・シンガーズのFacebookページの読者になりました。世界中を旅しているんですね。今年の5月から6月にかけて日本でも演奏会を開くそうです。

21.1.16

St Pancras Station


ロンドンは朝と夕方に鷗の鳴く街です。左下に写っている鷗は、テムズ川に帰るところでしょうか。

20.1.16

オックスフォード大学のスレイド・レクチャーに行く

中国美術研究者のウー・ホン教授(シカゴ大学)がこれから6週間、毎週水曜日に講義をするというので行ってきました。
この講義、スレイド・レクチャーというのですが、「スレイド(Slade)」はオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、そしてロンドン大学の美術教授職のことをいうんだそうで、そのために基金を設立したフェリクス・スレイドという人物にちなんでいるらしい。
オックスフォードは、ロンドンからパディントン駅発の電車でおよそ1時間かかります。出発寸前まで発車するプラットフォームが分からない(それまで電光掲示板をにらみ続け、表示された瞬間に早歩き)のには閉口しましたが、無事乗車。発車して数十分すると、のどかな田園地帯が広がっていて、馬が草を食んでいました。
噂に違わず、オックスフォードは古い建築物が美しい街です。至る所に歴史を感じさせます。

ウー教授のタイトルは Feminine Space: An Untold Story of Chinese Pictorial Art で、中国美術における女性の表象を取り上げます。まず、中国美術における女性の図像を「仕女画 female figure painting」と「美人画 beautiful woman painting」と表記することがあるのを確認しつつ、そもそも女性が描かれるというのはどのようなときか、という観点で始まりました。例として挙がったのが紀元前6世紀から3世紀に作られた名旗で、亡くなった人(男女)が死後の世界へ旅立つ姿が描かれているものです。別の例として出された壁画では、男女が西王母 (the Queen Mother of the West) のもとへ向かう場面が描かれているものがあります。つまり、女性が描かれたのは、紀元前であれば死後の世界や想像上の世界である、というのが今日の内容でした。
面白そうなので、来週もまた行く予定です。

19.1.16

電車の切符の不思議な仕組み

切符購入に関する不思議。
明日、講義を聴きにオックスフォード大学へ行くのですが、その電車の券を買おうと、my train ticket という予約サイトを見ていました。
通常だと往復で25ポンドのようですが、そのサイトから購入すれば最低片道6ポンドずつ、往復12ポンドで済むようです。もちろん、時間が決まっているので、それでもよければ、ということなのですが。
今回は図書館で閲覧したい本があるので昼前に到着、講義後すぐに帰ることができる券を買って計18.75ポンドでした。
しかし、半額にまで大幅に値下げできるこの仕組みは一体何なのか。

奨学金制度の廃止をめぐって

新学期も始まり、学生連合からのメールもどしどし送られてきています。
先週、イギリス政府が貧しい家庭出身の大学生のための奨学金制度を廃止して借金をさせる(あえてローンとはいわない)べく、立法委員会で審議にかけることを決めたそうで、各地の大学の学生たちが反対の声を上げています。
今はイングランドのみに適用されるそうですが、50万人に及ぶ学生への援助が突然なくなることの影響は大きく、労働党と学生が猛反対しています。
しかも、下院での議論を経ずに少人数の議員で決めたのだそうで、SOASの学生連合からのメールではこれを "a backdoor measure" と表現していました。
SOASの学生連合は明日、議会の前で抗議しに行くとのこと。
どうなる、イギリスの大学事情?

17.1.16

古本屋 SKOOB



Piccadilly Line の Russell Square 駅を出てすぐに、The Brunswick Shopping Centerがある。ウェイトローズが入っているほか、ファッションのお店やレストランや色々入っているけれども、その上にある段々状のフラットが面白い。
お目当てはショッピングセンターではなく、その裏手にある SKOOB という古本屋。あらゆる分野の本を取り扱っています。シェークスピアだけで1つのコーナーがあるのはお国柄。
一番上の写真は偶然見つけて衝動買いした Norman Bryson の Word and Image. 大学生のときに読んではみたものの、よく分からずじまいでした。先学期の中国絵画授業の課題で、詩と絵画を描いた元時代の画巻を取り上げたこともあり、「言葉ともの」のあり方をもっと真剣に考えねば、と自戒を込めて。

16.1.16

魚屋の誘惑

先日は肉屋の話でしたが、実は私も旦那も魚が好きでして、いい魚屋はないものかと探していました。スーパーでもパック詰めのものは売っているのですが、サーモンしか見たことがありません。渡英して4ヶ月、そろそろ魚料理が食べたいなあと思っていたところ、ロンドンによいお店があることを知り、昨日出かけてきました。
La Petit Poissonnerie, 最寄り駅は Northern Line の Camden Town でそのお店は日本人とフランス人が共同で運営しているようです。
店内に入ると、氷が敷かれた大きなテーブルの上に、大量の魚介類が盛り付けてありました。日本人の店員さんがいるので料理方法などを聞きつつ、鯛の一種2尾に鱸1尾、鰯6尾、そしてサーモンの燻製をはちみつで味付けしたものを一切れ購入。しめて約18ポンド。燻製は、「よかったらどうぞ」と差し出されたものをいただいたら、噛むごとにじゅわりとしみ出るエキスがたまらず、即決でした。「これはご飯と食べたらさぞおいしいだろう」と(事実そうだった)。
店員さんに頼めばさばいてもらえますし、2枚おろしや3枚おろしも可能です。今回は頭を落として内臓も取り除いてもらいました。
鯛はさっと塩を振ってオーブンで焼きました。身はほくほくに仕上がり、久しぶりの魚の味を噛みしめました。鰯は生姜煮にして冷蔵庫へ。
思えば小学生の頃アメリカにいたときは、生の魚を食べる機会などありませんでした。仕方のないことではありますが、魚といえば冷凍食品だったと記憶しています。父曰く、「freshというのは『採れたてで新鮮』ではなくて、『採ってから何も処理をしてない』と聞いた」そうで、つまり「生の魚を見たら怪しいと思え」が鉄則でした。
意を決して魚を買いに行ったのは、アメリカ暮らしに慣れた2年目の秋でした。「意を決して」と書いたのは、新鮮な魚を売っていたお店がフィラデルフィアの中でも、ものすごく治安の悪い地域にあったからです。周囲は裏寂れて、見るからに危なそうな感じでした。確か銅鑼声でバナナのたたき売りをするおじさんがいたような・・・。
お店のことはまったく覚えてないのですが、良さそうな鯖を買い、急いで帰宅。怖い思いをしながら買いに行ったからというわけではないですが、母が作った味噌煮は、それはそれは感動ものでした。アメリカで食べた魚料理で覚えているのはこれしかないぐらい。日本にいるときは好きではなかった秋刀魚の塩焼きが食べたくなったりしたのもこの頃でした。
それが、今やロンドンでは生の魚が手に入るとなると、隔世の感があります。毎週行くわけにはさすがにいきませんが(予算的に)、魚が食べたくなったらここへ行こうと思える場所を見つけたのは心強い。

La Petite Poissonnerie



Mendeley の不便なところ

1. 細かい設定ができない
著者や編集者が二人以上いる場合や、シリーズになっていて巻ごとに題がついているなどという場合に、そのような細かい情報を入れることができません。著者欄に二人以上入れようとすると、一人目の「名前」として認識されてしまいます。シリーズ名などは最初から入力する箇所がありません。
英語文献であれば、Google Scholar などで書誌情報を入れることができるのであまり関係ないかもしれませんが、問題は日本語文献を登録するときです。
仕方がないので Abstract の欄に正式の記載方法で書いておき、引用するときに手直しするしかないようです。

2. ローマ字入力の通りにならない
日本語文献の題はローマ字入力です。例えば「花鳥画の研究」だと “Kachōga no kenkyū” となります。
ところが、Mendeley にこの通りに登録しても、引用すると “Kachōga No Kenkyū” と表示されてしまいます。英語の単語として認識されて、単語の頭文字が大文字になってしまうのです。先週のエッセイ提出日までに設定の変更が分からなかったのでちまちま手で直しましたが、かなりこたえました。
ちなみに、長音記号 ”¯” は、Macであれば US Extended という入力方法で出力することができます。
まず、「システム環境設定」から「キーボード」をクリック、そして「入力ソース」を選択します。画面の左下に+のボタンがあるのでクリック、US Extended を選んで追加します。これで完了です。
実際の操作は、オプションキーを押しながらAキーを押すと、長音記号が出てくるので、次に a, i, u, e, o のどれかを押せば、その下に収まります。大文字にするときは、シフトキーを押しながら打てば、そのようになります。


引用・参考文献の作成で時間をつぶしたくないので、設定については突っ込んで調べます。改善策があるといいのですが。

14.1.16

Mendeley の良いところ

エッセイや論文執筆には引用・参考文献を記載しなければなりませんが、これが大変面倒です。
教官によっては様式を指定する人もいますが、大概は「一貫していればどれでもよい」と言われます。ただし、どの方法であっても、細かい決まり事がいくつもあることに変わりはありません。
先学期、高麗・朝鮮王朝美術の中間課題でシカゴスタイルを指定されたので、他のエッセイでも同じ方式で統一することにしました。もっと楽に引用できないかと探していたときに見つけたのが、メンデレイ (Mendeley) でした。
無料でダウンロードできるソフトで、事前に論文情報を登録しておけば自動で文献を引用欄に入力してくれます。引用様式も選べるので、違う様式を指定されてもすぐに対応できるのが便利です。なお、ワードに埋め込むプラグインも同時に設定をする必要があります。ワードを立ち上げた時にメンデレイも起動します。
他にも、Safari のブックマーク欄に “Save to Mendeley” というプラグインを入れておけば、登録もすぐにできます。Google Scholar や JSTOR で論文を見つけ、上記のプラグインをクリック、右側に別のウィンドウが出るので登録したい論文の隣にある+マークを押せばできます。論文のPDFも保存できますが、データ容量に限りがある(無料の場合)ので、お勧めしません。
もしこれでは保存できない場合、必ず “Cite” という箇所があると思うのでそこをクリック、RefMan か EndNote を選ぶと書誌情報がダウンロードされます。それをドラッグ&ドロップでメンデレイに入れることができます。
時々、情報が間違っていたり、題の単語が大文字になっていなかったりするので、そこは手入力で直します。
参考文献を最後に入れる場合には、 “Insert Bibliography” というボタンを押すと、引用した論文をすべて拾って著者名のアルファベット順に自動で入力します。同じ著者の文献が並ぶ時は、2例目以降は ”―(ダッシュ)”  で続けてくれるので本当に助かります。

ですが、便利さの裏には落とし穴もあるわけで、次はメンデレイの不便な点について書きます。

Great Ormond Street


珍しく晴れた日の夕方。

13.1.16

肉屋のすすめ

家のすぐ近く、歩いて2,3分のところに肉屋がありまして、以前から気になっていました。というのも、料金表を見たらSainsbury’s(有名なスーパー)よりも安いのでは、と気づいたからです。気になるのはその品質。お店の窓前に並ぶお肉は見た目には大丈夫そうですが、果たして?

今日は牛肉のトマト煮込みにしよう!と意気込んで、旦那と二人で買いに出かけました。もちろん、家を出る前に牛肉の部位を英語で示したリストをウェブサイトから引っ張ってきて印刷するのも忘れずに。目当ての部位はもも肉で、英語ではRoundというのだな、ふむ、と出かけたわけです。
店員さんは60代ぐらいと思われる男性でした。店員さんに「Roundはありますか?」と聞いたところ、発音が悪かったのか子羊の肉 (Lamb) に間違われる。
急いで訂正し、印刷した部位図を見せると、「ああ、それね。うちは扱ってないよ」と言われてしまいました。しかも、「それ、アメリカ英語だよ」と。
そうなの!?アメリカとイギリスで違うの?と驚きつつも、とにかく何か買おうということになり、サーロインを買うことに。
「予算は大丈夫だろうか」と思う間もなく、店員さんは一度奥へ引っ込み、60㎝ぐらいの長さに幅20㎝は超えそうな、大きな牛肉の塊を抱えて戻ってきました。
袋を開け、「枚数は?」と聞かれ、「6枚で」と答える旦那。店員さんは「OK!」と、まず半分ほどのお肉を切り分けてS字形の太いフックを端に深く突き刺し、ひょいっと持ち上げて窓前の突っ張り棒にひっかけました。外からは巨大なお肉の塊が丸見え。
そして残りのお肉から幅1センチくらいに切り分けて包んでくれました。総計700グラムほどで約12ポンド。

さて夕飯の準備。否応なくステーキにしましたが、そのおいしさに驚きました。両面に軽く塩こしょうを振って片面2分ずつ焼いただけですが、お肉のうまみを存分に味わうことができました。
一切れ2ポンドでこの品質となれば、スーパーでお肉を買わなくてもよいではないか、ぜひ今後はあのお店で買おう!と夫婦で一致した次第。
個人で経営している肉屋は、大学へ行く途中にもう一軒あって、こちらも盛況です。お客さんが入れ替わり立ち替わりやってくるのを何度か目にしました。
概してこういう肉屋の方が値段、質ともに満足できるのではないかと思います。

さて、英米語の違いはこちらを参照しました。

アメリカだとRoundと呼ぶ箇所は、イギリスだとSilverside、Topside、Rump、Thick Flankという箇所に分けるのだとか。ちなみに、Sirloinはイギリスとアメリカで場所が違います。

これも覚えないと・・・

12.1.16

Sherlockの"The Abominable Bride"を観る

元日の夜9時からBBCでSherlockをやっていまして、エッセイ課題で死にそうになりつつも観てしまいました。
元日の特別番組ということで、今回は原作の設定通りの時代で話は進みます。ただし、途中現代版との交錯もあったりして楽しめました。
「カンバーバッチ、19世紀の服装似合ってるなあ」とか、「BBC、お金かけてるなあ」と筋以外の部分でも感想を持った次第。
BBCのウェブサイトでSherlockのページに行けば、iPlayerで観ることができます。あと20日間は無料で観られるそうなので、興味のある方はぜひ。右下に字幕を出すボタンがあります。全画面表示も。
しかしながら、字幕で観ても分からないところの多いこと。何しろ速くてまったく聞き取れません。字幕もたまに追い付いていないことに苦笑い。
台詞を理解するのはまだまだ遠い先のことです。

ある友人は劇場で観たようで、Facebookで投稿を見かけました。劇場でドラマをTVと同時に放映することもあるそうです。
「ロンドンは演劇の街」とはよく言われますし、実際広告もよく見るのですが、昨年末まではまったく余裕がなくてまだ一度も足を運んだことがありません。今年こそは観劇したいものです。

10.1.16

Keep calm and ...


"Keep calm and carry on." 「冷静に、前へ進め」
もとは第二次世界大戦中のイギリスのスローガンだったようです。
歴史的経緯を考えると複雑な気持ちにもなりますが、文脈はさておき、いい言葉だと思います。
試験準備で慌ただしかった頃に、友人と冗談がてら交わした覚えがあります。

ところで、"Keep calm"の後を自由に変えた例をよく町中で見かけます。
上のゴミ箱もその1つ。「落ち着いて(考えて)、捨てなさい」とでもなるのでしょうか。

9.1.16

ロンドン・アイ



観覧車が好きなので、ロンドン・アイに乗ってきました。曇っていたのが残念ですが、よい眺めを堪能。

学期末課題が終わる

今学期の課題レポートをすべて提出。さすがに4本はきつかった・・・
パソコンの下からのぞくハリネズミに癒やされながら乗り切りました。


1.1.16

明けましておめでとうございます。"London, are you ready?"

テムズ川沿い、ロンドンアイ前で年を越しました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

28.12.15

SOASの図書館が便利なところ

昨日、韓国美術のエッセイ課題について本を調べようとSOASの図書館へ行ったところ、同じ学科の友達にばったり会う。
「調子どう?」と聞けば「全然だめ」と返ってくる。彼女はエッセイを3つ抱えているけれども、うち2つ(しかも結構大変な課題)はまだ手つかずらしい。とはいえこちらも事情は似たようなもので、エッセイ4つのうち、やっと一昨日、1つ大筋を書き終わったのみ。
ただしありがたいのは、SOASの図書館が必要最低限の休みを除いて年末年始も夜9時まで開いていること。この「必要最低限の休み」は12月25日と1月1日のことで、理由は言わずもがな。
とはいえ職員はいない(臨時職員や警備員はいる)ので、専門的なことは聞けないけれども、機械で貸し出し・返却はできるし、コピーもできるから助かります。
私は意見をまとめるのも、書くのも遅いので、果たしてこのエッセイ地獄を無事に抜け出せるか・・・ああ、もっと早くからやっておくんだった!

26.12.15

This is a Trump Free Zone

ドナルド・トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を発言したということですが、支持率が下がるかと思いきや上がっているそうで、何とも悲しい限りです。個人的には「その髪どうよ」と大いに突っ込みたいのですが。
先月のパリ襲撃のせいで、残念ながらロンドンでもイスラム教徒へ厳しい対応しているところ・人があるらしく、SOASからは通学中のイスラム教生徒を守ろうという呼びかけがありました。
下の写真はカフェの外壁にあった反トランプの貼紙。ちなみにこのカフェ、その名もDepartment of Coffee and Social Affairs(「コーヒーと社会問題学部」)。
さすがです。

それにしても、大西洋を飛び越えて批判を巻き起こすトランプ氏の影響力やいかに。アメリカは「多文化共生」の建前すら捨ててしまうのでしょうか。来年の大統領選から目が離せません。

セント・ポール大聖堂の合唱を聴いて思ったこと

日付が変わってしまいましたが、今日はクリスマスということで、セント・ポール大聖堂で聖歌隊の合唱を聴きに行ってきました。教会で聖歌隊の音楽を聴くという経験が今まで一度も無かったので、どういうものなのか想像がつかなかったのですが、いやはや、圧巻でありました。
荘厳なオルガン演奏(演奏者はこの大聖堂専属のオルガニスト)に、透き通るようなボーイソプラノとパワーのある成人男性の合唱団。イングランド国教会の、まさにロンドンを象徴するような大聖堂ですから質が高いのは当たり前といえばそうですが、西洋音楽は教会を中心に発展してきたことを改めて思い知らされました。
演奏会のパンフレットでソリストの経歴を見ると、「○○教会の聖歌隊に所属」と書かれているのをよく見ます。聖歌隊が音楽教育の出発点になっているわけですね。

もっと驚いたのは、最後のお祈りのときに出てきた次の一節。
“Mighty God,
the government is on your shoulders:
guide the leaders of the nations
and bring in your kingdom of justice and righteousness:
Christ, the Word made flesh,
hear our prayer.”
国を支える信条として、アイデンティティーとしてキリスト教があるということに、そしてクリスマスという日にお祈りで唱える言葉だということに衝撃を受けました。もちろん今のイギリスは多民族で構成されているので、表立って言うことはあまり無いかもしれませんが。
これを見たであろう明治政府は焦っただろうなあ、と日本近代史のエッセイを書かねばならない当方としては思うところがありました。
江戸時代の日本をどう捉えるかについては様々な意見がありますが(連邦制や絶対主義など)、およそnationと呼べるようなものではないだろう、というのが一般的ではなかろうかと思います。
言語も度量衡も貨幣もばらばら、ゆるやかな連結で何とかまとまっていた江戸時代ですが、一応「国」と呼べるようなものとして機能していたわけで、ではそれを支えた信条や理論は何か?となると、実はすんなり分かるものではありません。なくてもよかったのかもしれません。
ただ、明治に入って列強の中に放り出されたらそうもいかないわけで、急いでnation造りに取りかかる、そのときにこういう言葉を聞いたら悩んだだろうなあ、と帰る道すがら思いました。


24.12.15

ウィーン小旅行

20日から22日までウィーンへ行ってきました。
隙間あらば、といった感じでクリスマスマーケットが開かれていました。現地で「プンチ(punsch)」というスパイスの効いたホットワインのような飲み物を飲み比べながら見物。特に市庁舎前は賑わっておりました。下が市庁舎の写真。

ちょっと暗いですが、シュテファン大聖堂の写真。壮麗なゴシック建築です。

こちらはベルベデーレ宮殿。上殿から下殿(オレンジ色の屋根)を望む。宮殿間の庭にはなぜか雪だるま?

石で作った雪だるまでした。なぜここに?遥か後方に見えるのはシュテファン大聖堂です。





19.12.15

電力明細書が届いたらやるべきこと

電力会社によって異なるかもしれませんが、当方の電力明細書は2ヶ月ごとに届きます。
9月に入居したので、11月に電気料金の第1通が来たわけですが、開けるなりその額に思わずのけぞる旦那と私。
「300ポンド!?」
1ヶ月で150ポンド、つまりおよそ3万円も電気を使っているのか?
そこから夫婦会議で話し合うこと10分、「昼間はほとんど家にいないし、冷蔵庫だって温度をそこまで下げてないし・・・」と項目を挙げて出た結論は、「日本にいたときと比べても、使ってる量はたいして変わってないはず。」
そして入居時に電気メーターを撮影していたのを思い出し、ならばと旦那が再び下へ降りて撮影、その数値を電気会社のホームページからアカウントを作って入力。すると、修正されて50ポンドになりました。何だろう、このシステム・・・
どうも最初の300ポンドは「予想値」からはじき出した額なんだそうですな。メーターはフラットのある建物の中にあるわけですが、中へ入るには暗証番号が必要で、電力会社の社員はもちろんそれを知らないから入れない、つまり検針できないのです。で、予想値を入れるんだそうです。よく見てみると使用量の隣に[E]という文字、これはExpectationの頭文字なんでしょう。

しかし、これを2ヶ月ごとにやるんだろうか・・・契約したといっても不断の注意を怠りなく、のようです。

18.12.15

Inventory

フラットに入居してすぐに、inventoryの人がやって来ます。もともと「目録」とか「在庫」という意味ですが、要は部屋の状態や備え付けてあるものについて記録しておくことを指していて、入居時に記録したものを破損してしまったり、汚してしまったりすると、退去時に弁償代・清掃代を要求されます。不動産屋とは別の会社が行うことが多いようです。
私たちも、入居する時に不動産屋の担当者から「しばらくしたらinventoryがやって来るから」と言われました。入居して2,3日だったでしょうか、かくして女性のinventory担当者が来訪。「1時間くらいかかるけどいい?」と言われ、大丈夫ですよ、と答えたものの、「なんで1時間もかかるんだろう?」と不思議に思いました。日本で部屋を借りる時に、不動産屋(または大家)と中を一緒に見たことはありますが、そこまでかからなかったような気がしたからです。
すぐにその理由が判明。担当者は手にレコーダーを持ち、部屋のあらゆる所を見ながら状態をしゃべって録音していきます。例えば、「台所に入って左側に冷蔵庫と冷凍庫があり、その左から作り付け食器棚がある。その中にはワイングラス4本、大きな平皿が6枚、小さな平皿が5枚・・・」
今住んでいる家は家具だけではなくて食器も付いているので、細かい所まで確認していました。もちろん写真も撮っていきます。

これはディスクリプション(美術作品の記述)のよい例だ、と直感した私は、iPhoneの録音機能を作動させて、担当者の後にくっついていくことに(しかし、後で聞き返してみると小さい声に早口でなかなか聞き取れず、無念・・・)。旦那は部屋の写真を撮り、これで同じデータをこちらも持つことにしました。
「写真を撮ればいいじゃんか」と思わないでもないですが、言葉で記録していくのがこちらのやり方で、これは美術館でもそうです。学芸員養成の講座で聞いた話ではありますが、欧米の美術館が他館へ作品を貸し出す前の状態調査では、すべて言葉で書いて記録するのが常です。写真も撮りますが、それだけでは見過ごすからです。

家にはありがたいことにエアコンもついていまして、それを見ながら担当者、「居間にはエアコンが装備されていてメーカーはD, A, I, K, I, N・・・」。「それ、ダイキンって読むんですよ」と声を大にして言いたかったのをこらえて、inventoryはともかく終了。「何か質問とかある?」と聞かれたので、入居時から気になっていたことを聞いてみました。
部屋が横長の長方形だとして、その左下角を囲むようにL字形に作り付けの食器棚があるんですが、その食器棚が対辺側の壁と接する箇所(L字の一番上の所)の底板が足りていませんでした。材料の寸法を間違えたのか、建設途中で足りなくなってしまったのか、そこだけ隙間(10×20㎝くらい)空いていて、壁の後ろにある配管が見えているという有様。
「ここに隙間があるんですが」と言ってみたところ、担当者は「ああ、そういうのよくあるから心配しなくていいわよ。でも書類には一応記録しておくわね」とのお返事。「いや、よくあっちゃいかんだろう」と思いましたが、でもとりあえずこちらから指摘しておいたわけだし、退去時にこの隙間で請求されるなんてことはないでしょう(多分)。「疑わしきはこちらから言っておけ」という、学芸員経験が生きました(大げさ)。

ちなみに、担当者は家具だけではなくて、電気と水道のメーターも見ていきました。旦那が目盛りの数字も撮影していたのが後日とても役立つことになります。

15.12.15

合鍵を手に入れるまで

鍵は1つしか渡されなかったわけですが、私たちを案内してくれた不動産担当者が合鍵を作ってくれたというので後日取りに行くことに。
到着するなり、
「これ、私が削ったのよ。ふふふ。」
と超ご機嫌な担当者(女性です)。
学校もそろそろ本格的に始まろうかという頃だったので、二人一緒に外出しなければならなかったり、どちらかが帰ってくるまでもう一人がずっと待っている、なんてことも終わりだ、よかったよかったと思って帰宅して早速試してみました。が、
「あれ、回らない・・・」
鍵穴には入るんですが、回らない。
本鍵と合鍵を重ねてみると、合鍵が心持ち短いような・・・?
ということで早速電話、作り直してもらうことに。
数日後、合鍵ができたというのでまた取りに行き、期待を込めて鍵穴へ。しかし、これも回らない!
再度電話し、同じ不動産屋の違う事務所へ行ってくれとのことで、そちらへ伺い、カウンターの女性に事情を話して合鍵を渡しました。曰く、「うーん、私には本鍵と同じに見えるんだけど・・・」でも鍵が回らないんですよ、ともう一度伝え、待つこと数日。
合鍵ができたと連絡があり、その事務所を訪れました。
再びカウンターの女性、「これで大丈夫だと思うわ!」とにっこり。
こちらは「本当に大丈夫だろうか」と半信半疑でしたが、帰宅してやってみると、今度はちゃんと鍵が掛かりました。
イギリスで暮らすなら「三度目の正直」を待たないといけないらしいです。

14.12.15

家を借りるときに不動産屋へ出した書類

昨日書いたような経緯で始まった家探しは、確か7月から8月にかけて候補が決まり、現地の不動産屋へ旦那が連絡してくれました。日程の都合上、イギリスに着いた翌日から家を内見することに。
当日は担当者の方が運転する車で3件見学。4年間住むということがよかったのか、第1希望だった今のフラットに決まりました。
ただ、大家さんが4年契約は心配ということで、とりあえず1年契約になりました。契約が切れる2,3ヶ月前に継続する意思があるかどうか連絡します、ということで落ち着きました。
きっと一年ごとに家賃が上がっていくのでしょうが、そこはぐっと我慢。なんせ思ってもないほどの好立地だったからです。しかも向かいは何ともよさげなパブですし。

さてここからが第2の山場。不動産屋の事務所で大量の書類に夫婦でサインし、こちらも必要な書類を提出しました。
渡したのは、
・旦那の会社からの証明書(社費留学なので)
・大学院合格通知書 
・友人からの推薦書(誰でもよい)
・パスポートとBRP(Biometric Residential Permit)
・銀行口座の取引履歴(ネットバンキングの直コピー)

銀行口座の取引履歴のコピーを出すのには抵抗もありましたが、仕方ないので提出。後で知ったことですが、イギリスではイギリス以外の国籍の人に不動産を貸す時、提出させる書類を法律で厳密に決めているそうで、それが無いのに貸してしまうと大家に高額な罰金が科されるとのこと。確かBBCのニュースだったと思いますが、この法律に反対している大家さんがインタビューを受けていました。「入国する時に審査されているはずなのに、なぜここでまた書類を用意させるのか」と。要は二度手間じゃないか、ということでしょう。昨今の移民・難民問題と絡んでしわ寄せが来ているんだろうと思いました。


不動産の担当者から鍵をもらい、後日鍵のコピーも渡すので取りに来てね、と言われました。家が決まって一安心、家具付きだからすぐに生活できて楽・・・とはいかなかったのは明日にでも。

13.12.15

ロンドンで部屋を探すときに注意すること

ロンドンで部屋を探すのは至難の業です。家賃が高く、立地のよいところは競争が激しいからです。私たち夫婦は、渡航する日の3ヶ月ほど前から探し始めました。
お世話になっている喫茶店のママからスコットランド出身の方を紹介してもらい、不動産探しにうってつけのサイト、Zooplaを紹介してもらいました。
その方と一緒にサイトを見ながら、不動産探しの要点を教えてもらえたのが大いに助かりました。かいつまむと、
・外観はぱっとしなくても、中はきれいなことが多い。
・1年以上借りられるか確認すること(私たちは4年間住む予定)。不動産を持っている人によっては、少しの間別のところに住むことになった場合、その不動産を自分がいない間だけ貸し出す人もいるため。
・スタジアムが近い場所は気をつけるべし。サッカーの試合の後は、試合の内容如何によっては怖い。
・家具付き、セントラルヒーティング付のところがよい。お得(自分たちもそうしました)。
・お湯を出す時には、数時間前にスイッチを入れておかないと作動しない機械もあるので確認すること。

さて、その方、時々建物の画像を見ながら「あ、これはいいね」と言うので理由を聞いてみたところ、
「これはヴィクトリア朝の建物だから。ジョージ朝もいいよ。」
とのお返事が。
古い建物は外観はそのままに、中を改装して住むのが理想の不動産なのだそうで、政府も古い建築物の保存に予算を準備しているのだそうです。つまり古ければ古いほどよい。
しかし建物の外観で様式まで分かるとは!と驚きました。

逆に、「ここはやめた方がいい」と言われたのは、高層マンションでした。「人が多いと面倒なことも多い」というのがその理由。一軒家であっても集合住宅が近くにあるようなら思いとどまった方がいいとも言っていました。
日本だと、高層マンションは富裕層が住むところ、というイメージがあるように思うのですが、まったく逆の発想で新鮮でした。でも確かに、ご近所同士で揉めることは多いといいますもんね。
「それじゃあ、何階までの建物なら住みます?」と聞くと、
「うーん、2階。」
そ、それは厳しすぎる・・・

やはり古い一軒家が理想のようです。

12.12.15

期末テスト終了

今週1週間はSOASの期末テスト期間でして、私も今日(土曜日です)やっと終わりました。
ちなみに今日は中国絵画のエッセイ構想発表会で、持ち時間10分で取り上げる作品について、どのような方法論で書くのか、何と比較するのかについて発表しました。
その1ヶ月ほど前にも、5分で発表する機会があったものの、他科目のテスト勉強で発表準備どころではなく、昨日はほぼ徹夜で何とか乗り切った次第・・・

発表自体はテューター(博士号を取った学生)からもお墨付きをいただくことができ、一安心でしたが、これから英語で書くのかと思うと薄ら寒い思いです。
最近の欧米では、どうも方法論・理論を問われるようで、私も教授に相談したときにどのような方法でやるかはっきり示すようにと言われました。
とはいえ、この方法論に私はとても弱くて、今日の発表でももっぱら他作品の比較(東アジアで流布していたであろう図像、なんて言ったら日本で学生だった頃の先生方には笑われそうですが・・・)で通しました。結論はきれにまとまったので、テューターからも「この方向でいいよ」と言われ、一安心です。

この科目を含めて4つ授業を取ったわけですが、つまりは4本のエッセイを冬休み中に書く、という羽目に陥りました。年は安らかに越したい、ので明日からまた頑張ります。

3.12.15

美術と言葉

来週は学期末試験ということで、今週は3人の友人たちと一緒に図書館で勉強しています。
くせ者(といったら怒られるだろうな・・・)なのは中国絵画史でしょうか。スライドで2つの作品を見て、それぞれについて分析した後、2つの比較を書く、というものなんですが、中国絵画の同定(時代、作者、様式などを位置づけること)がやっかいです。
そもそも実物を見たことがない作品が多いわけでして、それなのにあれこれ言うのもなあ、と思うわけですが、そうも言ってられません。
4人で話していたときに話題になったのは、中国絵画史がいかに西洋的観点から構築されているかということでした。とある画がありまして、それについて西洋の専門家が「幾何学的構図を用いている」と言っておるんですな。で、正円の図を組み合わせた図と重ねて持論を展開しています。
ですが、後から正円を当てはめてみたらうまく合っただけ、のような気もするわけで、下絵の段階から正円の組み合わせを使っていたかどうか、疑わしいなあと思ってしまいます。
友人たちとは、美術史で使う言葉の使用についても話し合いました。
"perspective" "naturalistic" "representational" "illustrative"・・・この概念も西洋のものなわけで、中国絵画のみならず、東洋絵画全般に対して当てはまるか、と言われれば、否、と答えざるをえないです。
でも東洋絵画にも、描かれているものの中に遠い・近いの違いを感じるし、いかにも実物に触れられそうな、感触に訴えるかのような再現性の高い(と思わせるもの)だってあるわけで、ではそれらをどう言葉で表現すればよいのか、と言ったときに、「」付きで言わざるをえないような、なんとももどかしい思いをすること度々。
でも理論を作って広めていくのは欧米に分があるのよね、と4人で愚痴を言いつつ、言葉の意味を確認しながら昨日は夜11時まで図書館で粘りました。
最後の方はランナーズ・ハイのような、変なテンションになりましたが、何とか授業で扱った時代まで復習終了(したことにした)。
よい友人との勉強は楽しいものです。

27.11.15

iMac(Mac OS 10.9.5)がWi-Fiにつながらなくなりました

先週までのおよそ2週間、Wi-Fiにつながらなくなる事態が度々発生していまして、対処療法で凌いでいたところ、先週とうとう全く繋がらなくなってしまいました。
何とか復旧させるべく、旦那と共にiPadで調べて色々試してみましたが、結局あっさり解決しました。
以下やってみたことのリストとその経過です。

・ネットワークアシスタントをやってみる
「システム環境設定」から「ネットワーク」へ行き、「アシスタント」をやってみましたが、駄目でした。
その隣にある「詳細」から、IPアドレスを手入力で入れてみたりもしたのですが、これまた駄目。
ちなみに、「ネットワーク」を開いたときに左欄のWi-Fiを一番上に持ってくる、などもやりましたが効果出ず。

・ファイルの削除
「アプリケーション」からSystem Configurationなるものへ行き、以下のファイルをデスクトップなどに保存した後、ファイルから消してみました。しかし接続できず。
com.apple.airport.preferences.plist
com.apple.Boot.plist
com.apple.network.eapolclient.configuration.plist
com.apple.PowerManagement.plist
com.apple.smb.server.plist
com.apple.wifi.message-tracer.plist
NetworkInterfaces.plist
preferences.plist

ここまでやってもどうにもならない、とあきらめた私は、意を決してイギリスのAppleに電話してみました。が、早口+英語で何のことだかまったく分からず、しかも途中で電話が切れてしまって終了。
ということで、日本のAppleに電話。今は9時間の時差なので、夜12時からかけ始めました。

事情を説明して、「システム環境設定」の「ネットワーク」をいじっても変化無しを確認した後、問題はハードにあるのか、アプリケーションにあるのかを見極めるべく、リカバリーモードで確認することになりました。
一度電源を落として、しばらくしてから起動、すぐにコマンドキーとRキーを押します。画面中央にリンゴのマークが出たら2つともキーを離します。
すると黒い背景にボックスが浮かぶリカバリーモードに。ここでWi-Fiが繋がっていて(画面上の扇形マークが点灯している)、インターネットも開くことができる(ただし、普段は使用しないハードの部分を使っているので、インターネットのページを開ける時の動きが滑らかではない)のを見届けたので、次にやるべきはOSの再インストールとのこと。
ですが、データのバックアップを取らないとまずいので、次の日旦那に外付けハードディスクを買ってきてもらい、データの移行をしておきました。

そしてやっとOS再インストール、つまりは工場出荷時の状態と同じように初期化したわけです。
ハードの問題じゃないから初期化すれば繋がるはず、とものすごく期待したわけですが、何と繋がらない!
とうとう万策尽きたか、と思った私はまた日本のAppleに電話、相談の結果、やはり修理に出すべき、との結論に至りました。
ああ、めんどくさい、どうやって運んでいこうか、いっそタクシーで行ってしまおうか、いや運賃が・・・と悩んでいた時、使っていたMacBookAirのWi-Fi接続も怪しくなってくる始末。
弱り目に祟り目とはこのことか、と思いつつも、ルーターの近くに持って行くとなんと繋がります。それを見た旦那が一言、「ルーターを寄せればiMacもつながるんじゃない?」
ああっ、その手があったか!と、パソコンから約3メートル離れたテレビ台の下に置いてあるルーターをできる限り(といっても1メートルの間隔は空いた)伸ばして近づけてみることに。
すると画面上の扇形マークが点灯!接続できました。

あとは外付けハードディスクのデータをパソコンに戻し、元通りにする作業。こちらも自分でできる自身が無かったので、またもや日本のAppleに電話、一通り教えていただきました。
ただし気になることがあったので質問してみることに。
私:「ルーターを近づけたら接続できたんですが、壁を隔てた別室にある主人のパソコンは今まで何も問題なく動いているんです」
Appleのカスタマーサポートの人:「えっ、そうなんですか!?そうですねぇ、うーん・・・TVや調理器具など、電波の発する物の近くにあると受信しづらくなってしまうことはありますので、それが原因でしょうか・・・」
と、明確な答えは返ってこずじまい。
ルーターがいけないのか?でも旦那のパソコンには何も起きていない・・・

それからは電源を落とすとまた接続できないのではと怖いので、スリープ状態にしておいていますが、Wi-Fiには繋がっています。まずは一安心です。

いやはや、インターネットに繋がらないことのストレスたるや、相当なものだということを今回思い知らされました。
もうすぐ期末(もう!)なので、テスト勉強したり、エッセイの下調べや論文集めをしたいのに、いっこうに進まないのが本当にいらだたしい。

つい数年前までは、無くたって普通に生活できていたのに、一度便利さに慣れてしまうともう昔の生活には戻れないんですね。

22.11.15

ロンドンの中心でぎっくり腰を治す 4と英米語の違い

「ぎっくり腰はどうなったの?」と聞かれることがありますが、結論から言うと治っていません。立ったまま前屈をしようとすると、上体を90度近く前へ倒したところで「あ、これ以上曲げるとまずい」と思います。
あともう少しなんだけどなあ・・・
それでも激しい運動さえしなければ、日常の動作は問題ありません。

話は替わりますが、毎週土曜日にThe Jonathan Ross Showなるトーク番組を旦那と見ております。
同じ時間単位でも、日本の番組の数倍はあろうかという情報が流れます。とにかく話すのが速い。こういうトーク番組を見ていて感心するのはその応酬の内容と速度。相手の言ったことに対して間髪入れずにずばっと核心を突いて笑わせたり、はたまた相手を詰まらせたり、という場面です。笑う要点が分からなかったりして悔しかったりしますが、面白いことは間違いないので毎週楽しみにしています。

昨日はスタンダップ・コメディアンのマイケル・マッキンタイアと、ワン・ダイレクションが出ていました。
司会のジョナサン・ロスが、マッキンタイアに「どうしてアメリカでパフォーマンスをしないんですか?」と聞くと、マッキンタイア、「言葉が違うんだよね」と、アメリカ英語とイギリス英語の違いについて話し始めました。
マッキンタイア:「ゴミ箱ってアメリカ英語でなんて言うか知ってます?」
ロス:「いいえ」
マッキンタイア:「waste paper basketって言うんですよ。こっちじゃbinで済むでしょ?アメリカ英語って何の目的に使うのか、その単語が入ってないと駄目らしいんですよ。しかも、basketって木で編んだやつでしょ?それに、紙ゴミを入れる物でなきゃいけないっていうのも変わってるよねえ」
とこんな調子で続きます。

マッキンタイア:「眼鏡(glasses)は知ってます?」
ロス:「いえ」
マッキンタイア:「eye glassesって言わなきゃいけないんですよ。glassesって言ったら眼に使うことぐらい、分かると思うんだけどね。他のどこに載せるつもりなんですかね。膝とか足とかかなあ?あ、それから乗馬(horse riding)は知ってます?」
ロス:「いいえ」(この辺りですでにロスは爆笑している)
マッキンタイア:「horse back ridingですよ!」

この部分は分かる箇所も多かったのですが、すべて分かるにはほど遠く・・・。
もっとコメディが分かるように英語力をつけたいものです。日々精進。

15.11.15

日曜の市


日用雑貨を買いに午後外出したのですが、Rosewood Londonというホテルの前で野菜を売っている出店を見つけました。
いつも日曜日の10時から15時半まで、Slow Food and Living Marketという市を開いているんだそうです。柿も売ってましたがややお高い・・・何か使えるものはないかと探していたところ、しいたけを発見。その名もShiitakeでした。早速100グラム購入。お店のご主人から「毎週日曜日にやってるから、また来てね!」とのこと。
中庭ではもっとたくさんのお店が出ていて、味見もできます。どうも、このホテルのシェフが率先してこのイベントをやっているらしい。オーガニックにこだわって選んだ食材を売っているそうです。
ここで買ったパンとチーズは本当においしかった!小さな贅沢です。

14.11.15

St. Paul's Cathedral





今日はセント・ポール大聖堂の無料公開日ということで、旦那と二人で行ってきました。
スペインやポルトガルのカトリック教会と比べると質素ではありますが、威厳のある佇まいです。上2枚の写真の奥に見えるのは祭壇、3枚目はドームの天井画。建築があるように見えますが、おそらくすべて描いたのでしょう。

地下にはネルソン提督をはじめとして、多くの方が埋葬されています。しかも通路に!日本人の感覚からするとお墓の上を歩くなんてとんでもない、と思うのですが、こちらはそうではないみたいで、皆さん普通に上を歩いていました。衝撃・・・。

ちなみに地下にはカフェも併設。おいしそうなお菓子が紅茶やコーヒーと販売されています。ここの客席のすぐそばにも、豪華な彫刻を伴った石棺が安置されています。
旦那曰く「コフィン(coffin, 棺)の隣でマフィン(muffin)を食べる。」 おいおい・・・。

中間レポートが終わりました


渡英してすぐに行ったシャーロック・ホームズ博物館。ホームズとワトソンが住んでいたベーカー街221Bの部屋を再現しています。その居間の写真。
つい先ほど中間レポートを出しました。今週は、火曜日に短い発表、水曜日にレポート1本(1500語)、今日もう1本レポート提出(3000語)、というかなりしんどい週でした。さすがに遊びに出かけたい・・・

そういえば、BBCのSherlockですが、シリーズ4が始まるうえに、登場人物の俳優は同じまま、原作と同じビクトリア朝時代の設定で撮影した、別の話も放送するらしい?
今のSherlockとの違いも楽しめそうです。

8.11.15

Big Ben


久しぶりに一日中出かけました。テムズ川から見たビッグ・ベン。ちょうど12時の鐘を聞くことができました。

6.11.15

DORAYAKI at SOAS


SOASの生協では、どらやきを売っています。初めて見たときにあまりの衝撃で思わず撮影。
小豆餡の入ったものを買って食べてみると、おいしい!日本で売っているものと遜色ありません。
写真に小豆餡は写っていないのですが、他にもレモンチーズケーキや抹茶味などがあります。

昨日、エッセイ構想発表会を何とか終えたものの、次のミーティングまでに手早くお昼を済ませたかったので生協で小豆餡のどらやきを購入。
校舎の入口で食べていたら、クラスメートの中国人留学生から「なんでそこでドラえもんやってんの?」と突っ込まれました。ちなみに、構想発表会で別の学生が、墨が滲んで紙に広がるアニメーションをパワーポイントで出したとき、真っ先に「リングだ!」と叫んだのも彼でした。
でも慣れ親しんだ味はやっぱりおいしいんですよね。そして腹持ちがよい。
ロンドンでどらやきを食べることができるという幸せを噛みしめました。

5.11.15

ストライキ続行中


先週あったストライキは、まだ続行中です。 うーむ、どうなるんでしょう・・・

3.11.15

呼んだ?


昨日ラッセルスクエアでの一コマ。木の後ろから灰色のリスが覗いています。


じーっと見ていると寄ってきました。意外と爪が長いんですね。

2.11.15

Russell Square


先週木曜日からやっと学校に行けるようになったわけですが、今週はreading weekなので授業はありません(一部あったりします)。
今までの授業でやってきたことの復習や、追加で論文や本を読むための週、らしいです。
私は学期末に提出するエッセイの構想発表会(木曜日)と、来週締め切りのエッセイを2本抱えています。しんどい・・・
気がついたらラッセル・スクエアの木々の葉っぱもすっかり黄色に変わっていました。冬が近いです。